日本ラッドは2020年10月13日、使い慣れたExcelファイルを介して複数の担当者からデータを集めて集計できるクラウドサービス「集計名人アタボー5」を販売開始した。データ集計用のExcelファイルにデータを入力してクラウドにアップロードしてもらうだけで、集めたデータを各項目(切り口)で集計できる。
集計名人アタボ―5は、Excelファイルを介してデータを集計できるクラウドサービスである(図1)。予算編成や予実管理などで使っているExcelファイルをそのまま流用しながら、データの集計を自動化できる。大がかりなシステムを構築しなくても、簡単にデータ集計システムを稼働させられるとしている。
図1:集計名人アタボー5の概要(出典:日本ラッド)拡大画像表示
データを入力する担当者は、自分に割り当てられたExcelファイル(データ入力フーム)をクラウドからダウンロードしてデータを入力する。入力後にクラウドにアップロードする。こうして複数の担当者がデータを報告することで、クラウド側でデータを集計する。Excelデータの各項目ごとの切り口でデータを集計できる。
同サービスを使い始めるための初期設定も容易である。データ集計用に普段使っているExcelファイルを流用できる。普段使っているExcelファイルの項目や計算式を、データ集計用のExcelテンプレートにコピーして、GUI操作で項目をひも付ける。こうして作成したテンプレートをクラウドに登録し、データを入力して欲しい担当者を割り当てる。
導入規模に応じて、3つのプランを用意している。価格(税別)は、部課内での使用を想定した、推奨ユーザー数30人程度までの「ライト」が月額4万5000円。事業部門や中小企業を想定した、推奨ユーザー数150人程度までの「スタンダード」が月額17万円。全社での利用を想定した、推奨ユーザー数300人程度までの「エンタープライズ」が月額30万円。
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