Skyは2021年1月7日、情報漏洩の防止に注力したクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」のエディションとして、テレワークの運用に適した「テレワーク Edition」を新設した。クライアントPC500台未満限定のエディションである。「Light Edition」をベースに、リモート操作、ITセキュリティ対策強化、画面キャプチャー防止を追加している。価格(税別)は1台あたり1万3500円(2021年3月31日までは9800円)。
Skyの「SKYSEA Client View」は、社員が使うクライアントPCやモバイル端末の状態を一元管理するためのソフトウェアである(関連記事:クライアント管理ツール新版「SKYSEA Client View Ver.16」、テレワークの勤務実態を把握)。管理対象に専用のエージェントソフトウェアをインストールして使う。GUIの操作性やヘルプファイルを重視し、マニュアルなしでも使えることを目指している。
機能は、インベントリ管理/ソフトウェア配布(システム情報やインストール済みアプリケーションの情報を収集して、資産管理や更新管理などに利用する機能)を中核とする。この上で、クライアントからの情報漏洩を防ぐための各種のセキュリティ機能(操作ログの監視、USBデバイスのアクセス制御など)を提供する。
主要なエディションとして、エントリーの「Light Edition」のほか、「Standard Edition」「Professional Edition」「Enterprise Edition」などを用意している。今回、新たに社員500人未満のテレワークを想定したエディションとして「テレワーク Edition」を提供する。
テレワーク Editionが備える機能は以下のとおり。Light Editionをベースに、リモート操作、ITセキュリティ対策強化、画面キャプチャー防止の各機能を追加している。
- 資産管理
- ログ管理
- セキュリティ管理
- デバイス管理
- レポート
- ソフトウェア資産管理(SAM)
- SAMACソフトウェア辞書
- リモート操作
- ITセキュリティ対策強化(ソフトウェアの緊急配布は除く)
- 画面キャプチャー防止
●Next:テレワーク環境に向いた運用管理機能
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