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クライアント管理ツール新版「SKYSEA Client View Ver.16」、テレワークの勤務実態を把握

2020年9月2日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Skyは2020年9月1日、情報漏洩の防止に注力したクライアント運用管理ソフトウェアの新版「SKYSEA Client View Ver.16」を発表した。同日販売を開始した。新版では、テレワークの状況を把握するための機能を追加した。アプリケーションの操作時間を見える化するレポートを追加したほか、労働時間を把握しやすいように勤怠/就業管理システムとの連携を強化した。

 SKYSEA Client Viewは、社員が使うクライアントPCやモバイル端末の状態を一元管理するためのソフトウェアである(画面1)。管理対象に専用のエージェントソフトをインストールして使う。システム管理者向けの運用管理ソフトウェアでありながら、GUIの操作性やヘルプファイルを重視して、マニュアルなしでも使えることを目指している。

画面1:SKYSEA Client Viewの画面(出典:Sky)画面1:SKYSEA Client Viewの画面(出典:Sky)
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 機能は、インベントリー管理/ソフトウエア配布(システム情報やインストール済みアプリケーションの情報を収集して、資産管理や更新管理などに利用する機能)を中核とする。この上で、クライアントからの情報漏洩を防ぐための各種のセキュリティ機能(操作ログの監視、USBデバイスのアクセス制御など)を提供する(記事末の表1)。

 新版では、テレワークの状況を把握するための機能を追加した。アプリケーションやWebシステムごとの操作時間を集計し、グラフで見える化できるようにした。それぞれの操作時間を確認することで、どの業務にどれぐらいの時間をかけていたかなど、従業員の働き方を把握するための参考情報として活用できる。

 実際の労働時間を把握するための機能として、SKYSEA Client Viewで管理しているPCの操作時刻(ログ)を、外部の勤怠/就業管理システムにエクスポートする機能も強化。この機能を使うと、システム上の出退勤時刻と、実際のPC操作の差異を確認できる。強化では、連携できる勤怠/就業管理システムを増やした。操作時刻(ログ)を取り込めないシステムでも利用できるように、操作時刻(ログ)とシステム上の出退勤時刻を統合して一覧で出力するツールも用意した。

 セキュリティも強化した。ファイルサーバー上の特定の共有フォルダを「自動暗号化フォルダ」として設定できるようにした。組織内のPCからフォルダ内のファイルを利用する場合は、暗号化/復号が自動で行われるため、エンドユーザーは意識することなくファイルを利用できる。

 ファイルサーバー上の共有フォルダへのアクセスについて、暗号化を強制させる運用もできる。SMB 3.0以降で、通信内容を暗号化している場合に限ってファイルサーバーへのアクセスを許可する運用がとれる。

 組織外へ送信するメールの添付ファイルも自動で暗号化する。あらかじめ、組織内で使っているメールアドレスやドメインを登録しておくと、未登録のあて先を含むメールを送信する際に、添付ファイルを自動で暗号化する。組織外へ送信する添付ファイルの暗号化のし忘れを防ぐ。

 新版ではさらに、WSUSとWindows Updateの両方から更新プログラムを取得するWindows 10の「デュアルスキャン」機能を、管理画面から無効化できるようにした。Windows Updateによる意図しないタイミングでのアップデートを回避し、WSUSで設定したスケジュールに沿ってアップデートを管理できるようになった。

表1:「SKYSEA Client View」の主な機能
機能 概要
資産管理 ハードウェア/ソフトウェアの情報を自動的に収集して管理する。日々変動するIT資産を管理できる
ログ管理 クライアントPC上でのユーザーの操作や、外部との通信、ファイルへのアクセス状況など、日々のPCの挙動をログとして記録する。「いつ」「誰が」「何をしたのか」を把握できる
セキュリティ管理 組織のセキュリティポリシーに反する操作に対してアラートで通知したり、操作そのものを禁止したりできる。クライアントPCへの更新プログラム適用を支援する機能も搭載している
デバイス管理 社内にあるUSBデバイスやメディアなどの外部記憶媒体を管理する。利用権限の設定や棚卸を支援する
ITセキュリティ対策強化 サイバー攻撃への対策として、UTMやウイルス対策ソフトウェアなどのセキュリティ製品と連携する。不審な通信やマルウェア侵入の早期把握、感染PCのネットワーク遮断など、リスクの最小化を支援する
レポート IT機器の運用状況をレポートする。レポートを分析することで、コスト削減やセキュリティポリシーの改善などに役立てられる
メンテナンス リモート操作で離れたクライアントPCのメンテナンスが行える。同時接続や一斉操作も可能。複数のクライアントPCを管理する際の作業効率が向上する
ソフトウェア資産管理(SAM) 「ソフトウェア資産管理(SAM)」に必要な管理台帳を用意し、ソフトウェア資産の管理を支援する
サーバー監査 Windowsサーバーのイベントログ(監査ログを含む)を活用して、重要なデータを集約することが多いサーバーへのアクセス状況の把握や、操作状況の確認が行える
モバイル機器管理(MDM) iPhone/iPad/iPod touchの資産情報を管理できるように、一般的なモバイルデバイス管理(MDM)の一部である資産管理機能を用意した
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