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ブルボン、販売・物流など業務システムのDB基盤をOCIに移行、BCPを強化

2026年2月4日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三

ブルボン(本社:新潟県柏崎市)は、販売やサプライチェーン管理などを担うオンプレミスの業務システムにおいて、Oracle Databaseのデータベース基盤をOCI上の「Oracle Base Database Service」に移行した。システム性能の強化に加え、事業継続性(BCP)と信頼性向上、ITコスト削減の効果をを見込む。今後、給与・人事や受注系の販売システムなども順次OCIに移行する計画である。日本オラクルが2026年2月4日に発表した。

 ブルボンは1924(大正13)年創業の菓子メーカーである。「ルマンド」や「アルフォート」といったビスケット類を中心に、チョコレートや米菓など幅広い商品を展開している。「商品の供給を止めない」を使命として掲げており、ITシステムにおいても事業継続性と信頼性を重視している。

 同社はこれまで、社内に分散していた「Oracle Database」の統合基盤として、垂直統合型のエンジニアドシステム「Oracle Database Appliance」を運用し、システム担当者にかかる運用負荷の軽減を図ってきた。

 しかし、機器の保守期限や将来的な拡張性、DR(災害対策)サイト構築の必要性などから、クラウドへの移行を検討。日本オラクルの移行支援サービス「Oracle Cloud Lift Services」のアセスメントから、以前と同等の性能を維持可能なシステムを構成を導き出した。それを経て、販売管理やサプライチェーン管理の業務システムのOracle DB基盤の移行先として、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上で動作する「Oracle Base Database Service」を採用した。

 OCI環境の構築・移行をアシストが支援した。最初に移行対象システムの検証環境をOCI上に構築し、並行して本番環境を整備。続いて、運用管理基盤の構築やDRサイトへのレプリケーション設定を行い、本番運用に必要な体制を整えている。

 また、移行作業にあたっては、旧バージョンのOracle DBからの移行に伴うSQLへの影響を事前に特定することで、アプリケーションの改修を最小限に抑制している。また、今回の移行には、オラクル製品の技術サポート費用の約25%を還元するプログラム「Oracle Support Rewards」が適用され、OCIへの移行におけるコストメリットも享受している。

 BCPの観点では、DRサイトをOracle Cloudの海外リージョンに配置することで、災害などによるシステム障害時の事業継続性を強化した。

 今回移行した販売・物流システムがOCI上で安定稼働していることを受け、ブルボンは今後、給与・人事システムや受注系の販売システムについても、順次OCIへ移行していく計画である。

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