[市場動向]

Snowflake、OLTP用途の「Snowflake Postgres」のプレビュー版を提供

AI/バイブコーディングや、Iceberg連携など「BUILD 2025」発表の新機能を紹介

2026年1月23日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

米Snowflake日本法人は2026年1月22日、説明会を開き、2025年11月開催の開発者向け年次コンファレンス「BUILD 2025」で発表した新機能群を紹介した。OLTP用途の「Snowflake Postgres」や、IcebergテーブルにSQLでアクセスするツール、SQLやPythonコードなどのバイブコーディング機能などを新たに提供している。

 米Snowflakeの日本法人は、説明会を開き、2025年11月開催の開発者向け年次コンファレンス「BUILD 2025」で発表した新機能群を紹介した。

 データベースエンジンでは、PostgreSQLをオンライン分析処理(OLAP)に加えて、オンライントランザクション処理(OLTP)の用途にも使えるようにした「Snowflake Postgres」をパブリックプレビューとして提供している。PostgresSQLをSnowflake環境でそのまま動かすことができる(図1)。

図1:Snowflake基盤で使えるPostgreSQL「Snowflake Postgres」の概要(出典:Snowflake)
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 PostgreSQL向けの拡張機能として、Apache IcebergテーブルにSQLでアクセスする機能「pg_lake」をオープンソースとしてGitHubで公開している(図2)。

図2:IcebergテーブルにSQLでアクセスするためのPostgreSQL向け拡張機能「pg_lake」の概要(出典:Snowflake)
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 SnowflakeのAI機能群であるCortex AI向けに、入力したデータに含まれる個人情報をマスキングする「AI_REDACT」関数を追加した。パブリックプレビューとして提供している(図3)。

図3:AIエンジン機能群「Cortex AI」で使える個人情報マスキング関数「AI_REDACT」の概要(出典:Snowflake)
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 開発者向けでは、コードエディタやデバッグ/テスト機能、バージョン管理などを1画面に集約した開発環境「Snowflake Workspaces」を提供する。SQL実行結果を表だけでなくグラフで簡易表示する機能なども備える。一般提供を開始している(図4)。

図4:コード開発環境「Snowflake Workspaces」の概要(出典:Snowflake)
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 自然言語による指示でSQLやPython、ドキュメントなどを生成するバイブコーディング機能「Cortex Code」をプライベートプレビューとして提供している(図5)。

図5:バイブコーディング機能「Cortex Code」の概要(出典:Snowflake)
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 ユーザー向けのAI利用環境として、対話型のAIエージェント利用環境「Snowflake Intelligence」の一般提供を開始した(図6関連記事生成AIチャット「Snowflake Intelligence」に構造化/非構造化の両データを自然言語で検索できる新機能)。

図6:対話型の生成AI利用環境「Snowflake Intelligence」の概要(出典:Snowflake)
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 Snowflakeの機能をMCP(Model Context Protocol)のエンドポイントに変換するマネージド型のMCPサーバーの一般提供を開始している(図7)。

図7:Snowflakeの機能をMCPのエンドポイントに変換するマネージド型のMCPサーバーの概要(出典:Snowflake)
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 開発者は、データ流通用のマーケットプレイスを介して、RAG(検索拡張生成)用のデータなどを入手できる。生成AIから利用可能な非構造化データ群を「Cortexナレッジ拡張」として提供済みで、構造化データの相互運用性をメタデータ形式の標準化などによって高める「セマンティックビュー共有」にも取り組んでいる。

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Snowflake / PostgreSQL / バイブコーディング / OLTP / クラウドDWH

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