アシストと日本コンピュータ・ダイナミクス(NCD)は、システムの構成情報を把握して影響分析を行えるソフトウェア「ChangeMiner」(開発元:韓国GTONE/日本法人ジーティーワン)を活用してユーザー企業のシステム設計、構築、運用、保守、教育までをトータルに支援するサービス「システムライフサイクル最適化ソリューション」を発表した。アシストとNCDは、ChangeMinerを用いた開発支援サービスを共同で推進する。販売目標として2021年末までに6社を掲げている。
アシストの「ChangeMiner」は、韓国GTONEが開発した、システムの構成情報を可視化して依存関係を把握するツールである(関連記事:アシスト、システムの構成情報を把握して影響分析を行える「ChangeMiner」を販売)。
言語、ソフトウェア開発部品、データベースサーバーなど各種のシステム情報を収集して分析し、プログラム間の関連を可視化する。システムの現状を分析できるほか、ソフトウェアや構成の変更による影響を把握できる。大手企業を中心に、韓国で200社、国内で70社の導入実績がある。
アシストとNCDは、ChangeMinerを中核とした開発支援を共同で推進する。新規のシステム構築や既存システムの更改などのシステム構築案件の発掘、構築後の保守・運用、次期開発・改修計画にいたる継続的な支援などを担う。ユーザー企業は、システムを可視化することによって属人性を排除できるなど、システム開発の各工程でメリットを享受できるとしている。