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ラック、標的型攻撃メール対策の訓練プログラムを拡充、受講者側で訓練設定が可能に

2021年3月26日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ラックは2021年3月26日、標的型攻撃メール対策の訓練プログラムを拡充し、「標的型攻撃メール訓練 T3」として提供を開始した。受講企業/担当者側での訓練用攻撃メールの作成や、訓練を自由なタイミングでの実施など、セルフサービス型の利用設定を採り入れている。

 「標的型攻撃メール訓練 T3」は、ラックが提供する標的型攻撃メール対策の訓練プログラムである。マルウェアを侵入させる攻撃メールを社員に送信して対処する状況のシミュレーションなど、実践的な訓練を特徴としている。

 今回、既存のプログラムを拡充し、訓練用の攻撃メールの作成や訓練の実施タイミングなどを受講企業/担当者側でセルフサービス型で自由に設定できるになった。図1はその利用イメージである。受講者は、専用に用意したユーザー画面を介して、訓練メールのテンプレート(約50種類、カスタマイズ可)や、配信タイミング、配信対象などを自社内で設定する。

図1:「標的型攻撃メール訓練 T3」の概要(出典:ラック)図1:「標的型攻撃メール訓練 T3」の概要(出典:ラック)
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 受講者側の画面上で、訓練の実施状況も確認できる。実施後のアンケートの実施や、訓練結果レポートのダウンロードも行えるようになった。疑似攻撃メール配信の準備作業からレポートのダウンロードまで、すべての工程を受講者側で行うようにしたことで、低価格での提供を可能にしている。

 プログラムは2種類を用意する。標準版の「標的型攻撃メール訓練サービス T3」は、上述のセルフサービス型の利用をベースにしたもので、受講者側で訓練内容や配信内容、配信対象を設定する。ラックはシステムを利用するためのアカウントのみを発行する。

 上位版の「標的型攻撃メール訓練サービス T3 Plus」は、T3では対応できない、より高度な訓練を実施したいというニーズに応えるため、ラックがユーザーの計画に基づいてメール配信から実施後の報告会の開催までフルに支援する。

 価格(税別)は、総配信数100件の環境で、標準版のT3が21万円、上位版のT3 Plusが88万円となっている。

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