クライムは2021年6月16日、SAPデータをExcelで登録/抽出できるツール「Syniti Data Workbench」(開発元:米Syniti)の新版(Ver10)を発表した。SAP ERPやSAP S/4HANAへのデータの登録や、これらからのデータの抽出を簡素化する。システム管理者にデータの登録/抽出を依頼することなく、データ管理者みずからデータを登録/抽出できる。価格はオープン。14日間の無料評価版がある。
Syniti Data Workbenchは、SAP ERPやSAP S/4HANAへのデータの登録や、これらからのデータの抽出を簡素化するツールである(図1)。Windowsデスクトップ上でスタンドアロン型で動作するツールであり、Excelをインタフェースとしてデータを登録/抽出できる。システム管理者にデータの登録/抽出を依頼することなく、データ管理者みずからデータを登録/抽出できる。
画面1:Syniti Data Workbenchの概要(出典:クライム)拡大画像表示
プログラミングすることなく、データを登録する設定やデータを抽出する設定ができる。ツールのインタフェースは分かりやすく、使い方を簡単に習得できるとアピールする。ツールの画面は日本語化されている。ユーザーの多くは、Syniti Data Workbenchをインストールした日に、データのアップロード/ダウンロードが行えている、という。
具体的な使い方の手順は、以下の通りである。データをアップロードして登録する際には、SAPのトランザクションコードを入力し、編集したいフィールドを選択する。これにより、データ入力用のExcelファイルができる。データを抽出してダウンロードする際には、テーブルとフィールドを選択し、クエリー条件を入力する。これにより、データが入ったExcelファイルを入手できる。
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