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サイレックス、USBデバイスサーバー「DS-700」を機能強化、インターネット経由でUSB機器にアクセス可能に

2021年11月2日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

サイレックス・テクノロジーは2021年11月1日、USBデバイスサーバー「DS-700」をバージョンアップし、LAN経由だけでなくインターネット経由で利用できるようにした。リモート環境から社内LAN上のUSB機器に接続できるようになる。ファームウェアと接続アプリケーション「SX Virtual Link」(SVL)を更新することで、インターネット経由で利用できるようになる。価格(税別)は、9400円。

 サイレックス・テクノロジーの「DS-700」は、USBデバイスサーバー機器である。本来であればUSBポート/ケーブルを介して接続するUSBデバイスを、TCP/IPネットワーク経由で利用できるようにする(写真1)。

 専用の接続ソフトウェア「SX Virtual Link」をインストールしたPC(Windows/Mac)から、USBデバイスサーバーに接続したUSBデバイスを、あたかもローカルのUSBポートに接続したUSBデバイスであるかのように利用できる。SX Virtual Linkの設定画面から、USBデバイスの接続や切り離しが行える。

写真1:USBデバイスサーバー「DS-700」の外観写真1:USBデバイスサーバー「DS-700」の外観

 スキャナ/プリンタやWebカメラ、カードリーダーなど、USBデバイスの種類を問わず利用できる。DS-700にプリンタを接続している場合は、DS-700をプリントサーバー(LPR/RAW)として利用できる。Webカメラ(映像)やUSBスピーカー(音声)のように、データ転送の連続的かつリアルタイム性を必要とするUSBデバイスに対しては、帯域制御によって一定時間あたりの転送量を保証するアイソクロナス転送モードも利用できる。

 今回の新版では、ローカルネットワーク内だけでなく、インターネット経由でUSBデバイスに接続できるようにした。従来もルーター経由でアクセスできていたが、NAT(アドレス変換)やVPNなどを介してアクセスすることはできなかった。今回、これを可能にした。これにより、遠隔地にあるUSBデバイスを利用できるようになった。リモートワーク時に、社内にあるUSBデバイスにアクセスできる。遠隔地にある測定器、計量器、センサーなどから情報を収集することもできる(図1)。

図1:USBデバイスサーバー「DS-700」の概要と利用シーン(出典:サイレックス・テクノロジー)図1:USBデバイスサーバー「DS-700」の概要と利用シーン(出典:サイレックス・テクノロジー)
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 想定するユースケースを2つ挙げている。1つは、工場・物流・倉庫などでの利用である。工場内にあるシリアル機器、各種USBセンサーなどの情報をインターネット経由で取得できるようになる。人が容易に立ち入ることができないエリア、海外を含む遠方の工場や倉庫などにあるシリアル機器やUSBセンサーにインターネット経由で接続できる。デバイスの管理、情報の取得、人の移動にかかるコストを削減する。

 もう1つは、リモートワークである。社内にあるUSB機器にインターネット経由で接続できるようになる。また、クラウドサービス上にあるWindows仮想デスクトップにSX Virtual Linkをインストールしておけば、様々なOSのリモートデスクトップから遠隔にあるUSB機器にアクセスできるようになる。

 DS-700の主なスペックは、以下のとおり。TCP/IPネットワーク接続用のインタフェースはRJ-45×1(1000BASE-T)。USBデバイス接続用のUSBポートは2つ(USB 3.0×1、USB 2.0×1)。本体は手のひらサイズで、幅110×奥行き109×高さ27mm、重さは約130gである。最大消費電力は4.2W(DC12V、0.35A)で、ACアダプタが付属する。

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