経済産業省とPreferred Networks(PFN)は2022年1月24日、デジタルスキル向上を目的とした独習型学習ツールの有効性を検証すると発表した。PFNが開発したプログラミング教材「Playgram」をベースにした学習ツールで、経産省職員がプログラミングの独習効果をテストする。また、社内人材のデジタルスキル向上に関心がある中小企業を公募し、Playgramを使った同様の実証を行う。
経済産業省とPreferred Networks(PFN)は、デジタルスキル向上を目的とした独習型学習ツールの有効性を検証する。PFNが開発したプログラミング教材「Playgram」をベースにした学習ツールで、経産省職員が独習効果をテストする。
Playgramは、「小学校から始めることができる」ことを特徴としたプログラミング教材である。今回の検証用に、社会人のオンラインでの独学支援ツールとして、カリキュラムから見直している。基礎的なプログラミングスキルを初心者でも短期間に学習できるように、「順次」「繰り返し」「条件分岐」「変数」「関数」の6つのチャプターで構成、学習に要する時間は3時間程度である(画面1)。
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また、社内人材のデジタルスキル向上に関心がある中小企業を公募し、同様の実証を実施する。参加企業は、Playgramを使う学習者を社内で1~3人選定し、学習者は指定した講座を受講し、スキル確認テストを受ける。
モニターの募集期間は、2022年1月24日~1月31日。2月上旬頃に選定結果をメールで通知し、2月上旬から下旬にかけて実証する(Playgramでのオンライン学習、学習前後のテスト受検)。参加を希望する企業は、応募フォームから申し込むようになっている。