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アクセンチュア、AIで経営判断を支援するサービス「AI Powered Management Cockpit」を開始

メガネブランド「JINS」のジンズが本番運用を開始、試用期間では欠品による売り逃しを約65%削減

2022年2月8日(火)IT Leaders編集部

アクセンチュアは2022年2月7日、経営判断支援サービス「AI Powered Management Cockpit」を提供を開始したと発表した。様々な経営指標を一元的に可視化し、AIによる目標達成予測と、それに基づく対策シミ

 AI Powered Management Cockpitは、様々な経営指標を一元的に可視化し、AIによる目標達成予測と、それに基づく対策シミュレーションを提示することで、次に取るべき経営の意思決定を支援するサービスである(図1)。経営目標に対する進捗状況を一覧表示し、未達になる見通しの場合にはアラートを出して、達成に向けた対応策を複数提示する。さらに、それぞれの対応策を講じた場合の効果シミュレーションも併せて提示することで、データに基づく未来予測型の経営判断を支援する。

図1:「AI Powered Management Cockpit」の概要(出典:アクセンチュア)図1:「AI Powered Management Cockpit」の概要(出典:アクセンチュア)
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 例えば、欠品や過剰在庫といった指標でリスクを検知した場合、追加発注や倉庫間移動、売値変更などといった対応策をAIが提示する。さらに経営層に向けて、市場動向やサプライチェーンの情報など、まだ顕在化していない将来的なリスクも踏まえた効果のシミュレーションも併せて提示する。

 経営者がAIの提案と違うアクションを取る場合は、それによる売り上げや利益率、在庫状況などの各指標への影響をシミュレーションしながら意思決定することも可能だ。決定された経営判断は、接続されている基幹システムを通して関係各所とリアルタイムに連携し、シームレスなアクションにつなげられる。意思決定の結果を蓄積していくことで、継続的な予測精度の向上と提案の高度化につながる。

 同サービスは、すでに複数のユーザーが活用している。中でも、メガネブランド「JINS」を運営するジンズは、経営状況の可視化とサプライチェーンの強化、業務負荷の削減を図った。試験期間では欠品による売り逃しを約65%削減し(粗利金額ベース2019年比)、廃棄ロスの約10%削減(除却・評価損含む2019年比)にもつながった。これまでの試験運用の結果を踏まえ、2022年2月7日から本番運用を開始した。

 アクセンチュアは今後、同サービスを需給や顧客ロイヤリティ指標などの業績関連数値のシミュレーション以外にも、サステナビリティ関連などの非財務指標も含めた幅広い企業価値シミュレーションへと機能拡張し、幅広い業界に導入を進めたい考えである。

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