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KPMGコンサルティング、業績管理テンプレートを提供、S&OPとFP&Aを融合して予兆検知

2022年2月15日(火)IT Leaders編集部

KPMGコンサルティングは2022年2月14日、統合業績管理(経営企画、オペレーション計画、財務予測を統合した業績管理モデル)の実現を目的とした業績管理テンプレートを提供開始した。迅速に意思決定を行えるように、既存のEPM(経営管理)ツールとKPMGが独自に構築した予測エンジンを組み合わせた。まずは小売業に向けて提供し、今後は製造業を中心に、より幅広い業態に対応した製品へと発展させる。

 KPMGコンサルティングは、統合業績管理(経営企画、オペレーション計画、財務予測を統合した業績管理モデル)の実現を目的とした業績管理テンプレートを提供開始した。迅速に意思決定を行えるように、既存のEPM(経営管理)ツールとKPMGが独自に構築した予測エンジンを組み合わせたとしている。

 テンプレートは、有限責任あずさ監査法人のアカウンティング・アドバイザリー・サービス事業部が持つ、事業ポートフォリオ分析などの財務分析に関する知見を活用している。さらに、KPMG Ignition Tokyoが持つアセット「予測エンジン」および「マネジメントコックピット」を利用している。

 提供する機能の1つが「マネジメントコックピット」である(画面1)。ダッシュボード上に、ROIC(投下資本利益率)ツリー、財務KPIヒートマップ、ESG指標分析、複数の事業ポートフォリオシナリオ分析、などの各種分析画面をマルチスクリーン型で視覚化する。需要予測における予測値の正確性を高められるように、相関係数の高いデータを利用したシミュレーション機能も備える。

画面1:「マネジメントコックピット」のイメージ(出典:KPMGコンサルティング)画面1:「マネジメントコックピット」のイメージ(出典:KPMGコンサルティング)
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 業績管理モデルは、S&OP(Sales & Operations Planning)のデータモデルとFP&A(Financial Planning & Analysis)のデータモデルを融合させている。これにより、予兆検知的な洞察が得られるとしている。また、分析機能では、数理的手法を活用した分析・予測モデルを提案する(図1)。統計的な予測データの算出や仮想シナリオに基づいたWhat-If分析などの機能を提供する。

図1:分析機能の概要(出典:KPMGコンサルティング)図1:分析機能の概要(出典:KPMGコンサルティング)
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