パナソニック インフォメーションシステムズ(パナソニックIS)は2022年3月7日、検索エンジン「Neuron ES」(開発元:ブレインズテクノロジー)を販売開始した。企業内のデータを横断的に一括検索できる。主に、社内ポータルやデータ保存場所を多数持つ大手企業に向けて販売する。価格(税別)は買取型が300万円から、サブスクリプション型が月額9万円から。販売目標として2025年度末までに70社を掲げる。
パナソニック インフォメーションシステムズ(パナソニックIS)のNeuron ESは、企業内のデータを横断的に検索できる検索エンジンである(画面1)。オープンソースの「Apache Solr」をベースに独自に開発した。オンプレミスのファイルサーバー、社内ポータル、データベース、文書管理システムのほか、クラウドサービスのBox、SharePoint Online、Dropbox(予定)、Google Drive(予定)を1つの画面で横断的に検索できる。
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マウスオーバー操作で、サムネイルやプレビューを表示できる。このため、文書を開くことなく、目的のデータをすばやく見つけられる。よく検索されているキーワードや利用度の高いユーザーなどのログ情報を可視化できる。これにより、組織単位での業務改善につなげられる。
なお、パナソニックISは、2021年8月からパナソニックグループの社内ポータルにNeuron ESを導入し、社内ポータル上の人事・総務情報、業務関連情報、部門情報を横断的に検索するサービス「Collabo Search(ベータ版)」を開設。これにより、「社内ポータルの情報が乱立しているために欲しい情報にたどり着けない」という課題が解決した。
製品提供の背景について同社は、テレワークの普及に伴い紙文書の電子化が進んだ一方で、ナレッジを活用する上での課題が表面化してきたことを挙げている。「例えば、『ファイルやドキュメントが多く、保存場所も複数あるため、欲しい情報を見つけられない』といった課題や、『対面のコミュニケーションが減少したことで、新たな気付きを得にくい』といった課題が増えている」(同社)。