NECは2022年7月27日、米AvePoint(日本法人:AvePoint Japan)の製品・サービスをラインアップに追加したことを発表した。AvePointの追加により、Microsoft 365の導入/運用/活用を支援するサービス群を拡充している。
NECは、米AvePoint(日本法人:AvePoint Japan)の製品・サービスをラインアップに追加したことを発表した。AvePointの追加により、Microsoft 365の導入/運用/活用を支援するサービス群を拡充している(図1)。
図1:Microsoft 365の導入・運用・活用を支援するサービス群を拡充し、新たに、米AvePointの製品・サービスをラインアップに追加した(出典:NEC)
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AvePointの代表的な製品・サービスは以下のとおり。
- FLY:ファイルサーバーや他のクラウドサービスなど各種システムからMicrosoft 365への移行を支援する。3ステップ(移行前スキャン、データ移行、モニタリング)で移行。移行漏れを防止するほか、権限のマッピングが可能で、大容量データも高速に移行するとしている。
- Cloud Governance:Microsoft 365へのポリシーの適用、アクセス権限の管理、利用状況の監視、といったガバナンス面での運用タスクを管理する。
- Cloud Backup:クラウド上のデータを定期的にバックアップする。ランサムウェアや誤操作によるデータ消失、訴訟ホールドなどへの対策となる。リストア時は、ファイルやメール単位で復元可能。
- Office Connect:エンドユーザーのMicrosoft 365活用を促進する。SharePointに対してエクスプローラ風のUIを提供するほか、OutlookとSharePointの連携機能を提供する。
NECによると、同社は約300社(約100万エンドユーザー)のOffice 365/Microsoft 365の導入実績を持っている。蓄積したノウハウを活用し、Microsoft 365の導入・設計・運用・セキュリティ対策・活用促進などの支援を行う「NEC365」を展開している。AvePointは、NEC365のサービスラインアップの1つとなる。