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ぷらっとホーム、IoTゲートウェイ「OpenBlocks IoT FX1」を発表、100種超の機器にノーコードで接続

2022年10月11日(火)IT Leaders編集部

ぷらっとホームは2022年10月5日、IoTゲートウェイ機器「OpenBlocks IoT FX1」を発表した。2023年初頭に出荷する。IoTゲートウェイは、IoTセンサーからデータを受信し、IoTプロトコルをインターネット向けに変換し、24時間365日体制でクラウドにデータを送り続ける機器。100種類以上のIoTセンサーやデバイス、主要クラウドサービスとノーコードで接続できるとしている。価格はオープン。

 ぷらっとホームの「OpenBlocks IoT FX1」は、IoTゲートウェイ機器である。IoTセンサーからデータを受信し、IoTプロトコルをインターネット向けに変換し、24時間365日体制でクラウドにデータを送り続ける機器として利用する。100種類以上のIoTセンサーやデバイス、さらに主要クラウドサービスとノーコードで接続できるとしている(写真1)。

写真1:IoTゲートウェイ機器「OpenBlocks IoT FX1」の外観(出典:ぷらっとホーム)

 CPUは64ビットのARMプロセッサを搭載し、OSはDebian GNU/Linux 11、IoT向けのソフトウェアとして同社開発の「IoTゲートウェイソフトウェア FW5」がプリインストールされている。「IoTデバイスはIoT特有の通信規格やプロトコルで接続する必要があるが、デバイスごとに接続プログラムを開発することなく、Webブラウザでの設定だけで接続が可能である」(同社)としている。

 また、FW5で接続できないIoTデバイスについても、データ変換パターンを記したLua(ルア)言語のスクリプトをFW5に登録することで、以降はノーコードで接続できるようになる。

 クラウドとの接続インタフェースとして、MQTTやREST(HTTP)などに対応する。Webブラウザで必要項目を入力すると、主要なクラウドサービスに接続できる。また、FTPのサーバー/クライアント機能を備えており、CSVファイルなどのIoTデータファイルをPLCなどのFTPサーバー機能を持つ機器からダウンロードしたり、任意のFTPサーバーへ送信したりできる。

 標準の通信機能として無線LANとBluetoothインタフェースを備える。オプションの拡張モジュールを装着することで、LTE、EnOceanや地域BWAなど、IoTで使える主要な無線通信規格に対応する。

 筐体は手のひらサイズで置き場所に困らない。Ethernetケーブルで受給電可能なPoEに対応し、設置を容易にしている。ファンなどの可動部分をなくしたことで、耐久性能を高めており、MTBF値は187万時間という。

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ぷらっとホーム / OpenBlocks / IoTゲートウェイ / エッジコンピューティング / Lua

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