[事例ニュース]
JFEスチール、本社に続き仙台製造所の基幹システムをメインフレームからオープン環境に移行
2022年11月9日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三
JFEスチールは2022年11月7日、仙台製造所の基幹システムをメインフレームからオープン環境に移行したと発表した。PL/IやCOBOLなどで開発したアプリケーション(1100万ステップ以上)をJavaにリライトした。移行プロジェクトは2021年1月に開始し、2022年10月に稼働している。なお、2022年3月には本社の基幹システムをオープン環境に移行済みであり、今回は製鉄所・製造所における最初の基幹システム刷新事例にあたる。今後、他の製鉄所・製造所についても順次刷新し、8次中期経営計画期間中(2025年以降)の全社完全オープン化を目指す。
JFEスチールは、仙台製造所(写真1)の基幹システムをメインフレームからオープン環境へと移行した。PL/IやCOBOLなどで開発したアプリケーション(1100万ステップ以上)をJavaにリライトし、クラウド基盤へと移行した。移行プロジェクトの開始は2021年1月で、2022年10月に稼働している。
写真1:JFEスチール棒線事業部仙台製造所の外観(出典:JFEスチール) レガシー言語をJavaにリライトするTISのサービス「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」を利用した。現行システムの分析からソースコードの生成、移行前後の環境差異を吸収する部品の開発、テスト、移行までをワンストップで提供するサービスである(図1、関連記事:TIS、メインフレームの旧式システムをオープン環境に移行して現代化するサービスをメニュー化)。
図1:JFEスチール仙台製造所における基幹システム刷新のイメージ(出典:TIS) なお、2022年3月には、JFEスチール本社の基幹システムをオープン環境に移行済み。今回は、製鉄所・製造所における基幹システム刷新の最初の事例にあたる。今後、他の製鉄所・製造所についても順次刷新する。8次中期経営計画期間中(2025年以降)には、全社での完全オープン化を目指す。
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