JFEエンジニアリングは、橋梁工事における鉄筋の配置検査をドローン撮影と画像認識AIで自動化する実証を行った。2022年11月末に東関道武田川橋でAI検査システムを試行し、正常に作動することを確認した。2023年度から現場で実運用する予定。AI検査システムを共同開発したACESが2023年2月15日に発表した。
JFEエンジニアリングは、橋梁工事における鉄筋の配置検査をドローン撮影と画像認識AIで自動化する実証を行った。2022年11月末に東関道武田川橋(同社が受注した「R3東関道武田川橋上部工事」)においてAI検査システムを試行し、正常に作動することを確認した。2023年度から現場で実運用する予定である(図1)。
図1:橋の工事における鉄筋の配置検査をドローン撮影と画像認識AIで自動化する「自動配筋検査AIシステム」の概要(出典:ACES)拡大画像表示
鉄筋の配置状態を検査する配筋検査をAIで自動化・省力化する。ドローンと単眼カメラを用いて真上から橋の画像を撮影し、画像認識アルゴリズムを用いて鉄筋を認識。認識した鉄筋について、間隔と本数を測定して帳簿を自動で出力する。
従来の配筋検査は、作業者に加えて立会人を必要とするため、多くの人員が必要で撮影作業も複雑だった。帳票も手入力で労力を要し、入力したデータはアナログで管理しており、データの有効活用や参照が困難だったという。
ドローン撮影と画像認識AIにより、これまでの目視検査をAIで代替するほか、リモートカメラによる遠隔臨場によってオンラインで状況を確認できるようになり、デジタル化によってデータ活用も促進する。加えて、検査範囲を橋梁全域にまで拡張できることから、より信頼性の高い検査が可能になった(図2)。
図2:検査範囲を橋梁全域にまで拡張できることから、より信頼性の高い検査が可能になった(出典:ACES)拡大画像表示
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