独SAPは2023年3月21日、中堅・中小企業向けクラウドERP導入支援サービス「GROW with SAP」を発表した。個々のユーザーに合わせたテーラーメイド型のERP機能を最短4週間で稼働させるとしている。構成要素として、パブリッククラウド版のSAP S/4HANA Cloud、導入促進サービス、グローバルコミュニティ、無料の学習リソースを組み合わせて提供する。
独SAPの「GROW with SAP」は、中堅・中小企業向けのクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」(画面1)の導入支援サービスである。個々のユーザーに合わせたテーラーメイド型のERP機能を、最短4週間で稼働させるとしている。
画面1:SAP S/4HANA Cloud Public Editionの画面例(出典:独SAP)拡大画像表示
構成要素として、パブリッククラウド版のS/4HANA Cloud、導入促進サービス、グローバルコミュニティ、無料の学習リソース、を組み合わせて提供する。各種の業界に固有のベストプラクティスを、設定済みの状態で、すぐに採用できる形で提供するとしている。
SAP S/4HANAのアプリケーション開発・実行プラットフォーム「SAP Business Technology Platform(BTP)」も含んでいる。ノーコード/ローコード開発環境の「SAP Build」を使って、現場の業務ユーザーみずから、コードを書かずに業務アプリケーションを作成可能だとしている。
ユーザーの1社でバスルーム家具メーカーのオランダRiho Internationalは、「在庫、生産能力、納期を把握するのに役立っている」と評価する。「新製品を開発し、S/4HANA Cloudに登録すると、ボタンを1回押すだけで、誰もが全く同じ価格、ローカライズされたネーミング、製品データ、今日の売上、来週の予想売上を確認できる」(Riho International)。
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