データマネジメント データマネジメント記事一覧へ

[新製品・サービス]

アグレックス、住所データの正規化レベルや表記ゆれ件数などを無料で診断

住所データ正規化サービスの効果を事前に把握可能

2023年6月29日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アグレックスは2023年6月28日、住所データ正規化サービス「住所クリーニングサービス」の無料診断を開始したと発表した。同サービスを使って住所データを正規化する前に、現状の正規化レベルや表記ゆれの数などを判定する。住所クリーニングサービスの効果を事前に把握可能である。サービスを申し込んでから3営業日程度で結果が得られる。

 アグレックスの「住所クリーニングサービス」は、ユーザーが保有する顧客住所データを預かり、住所表記のゆれを抽出して正規化するサービスである。アグレックスが管理している全国住所マスター「ADDRESS」を使って正規化する。公益財団法人国土地理協会が収集した住所表記をベースに、アグレックス独自の判定ロジックを掛け合わせて正規化する。

 日本の住所構成は、単純な階層構造ではなく、都道府県・市区町村・郡に加えて、支庁・政令指定都市や大字・字、さらに住居番号・地番・支号、建物名を含む方書が存在するなど、表記が多岐にわたる(表1)。これに対して住所クリーニングサービスは、大字・字(小字)の有無や、送り仮名の違い、外字利用など、各種の表記ゆれを吸収する。

 今回、住所クリーニングサービスの効果を事前に把握するための無料診断を開始した。同サービスを使って住所データを正規化する前に、ユーザーの住所データにおける現状の正規化レベルや、廃止住所の有無、表記ゆれの数などを判定する。サービスの利用によってどの程度まで表記の統一や住所の更新が可能なのかが事前に分かる。

 無料診断では、ユーザーから預かった住所データを、以下の3つの観点で判定し、レポートを発行する。レポートの納品に要する時間の目安は、申し込みから3営業日である。

  • 正規化可能な件数
  • 町域まで正規化できる住所に対して、現存/廃止/最新化の件数
  • 町域まで正規化できる住所に対して、どの程度の表記ゆれがあるかの件数

 なお、アグレックスでは、全国住所マスターの「ADDRESS」の情報を用いてユーザー自身で住所を正規化するためのツール「AP-Converter」も提供している。顧客住所情報は経年により表記ゆれや情報鮮度の低下が発生することから、住所クリーニングサービスで住所を正規化した後は、AP-Converterを使って内製で継続的な住所保全を行うことが有効だとしている。

表1:住所表記における表記ゆれのパターン(一例)(出典:アグレックス)
拡大画像表示
関連キーワード

アグレックス / データ正規化 / 名寄せ

関連記事

トピックス

[Sponsored]

アグレックス、住所データの正規化レベルや表記ゆれ件数などを無料で診断アグレックスは2023年6月28日、住所データ正規化サービス「住所クリーニングサービス」の無料診断を開始したと発表した。同サービスを使って住所データを正規化する前に、現状の正規化レベルや表記ゆれの数などを判定する。住所クリーニングサービスの効果を事前に把握可能である。サービスを申し込んでから3営業日程度で結果が得られる。

PAGE TOP