[事例ニュース]

大成建設、建設現場の業務を支援する「作業所ダッシュボード」を開発、全国700の作業所で稼働

作業予定や施工状況などを集約・可視化して関係者間で共有

2023年7月31日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

大成建設(本社:東京都新宿区)は2023年7月31日、業務支援システム「作業所ダッシュボード」を開発し、全国約700作業所で利用を開始したと発表した。作業の予定や施工の状況といった建設現場内の情報を集約・可視化し、関係者間で共有するシステムである。建設現場の業務を効率化する。システムは富士通と共同で開発した。

 大成建設は、建設現場の業務を支援する「作業所ダッシュボード」を開発し、全国約700カ所の作業所で利用を開始した。作業の予定や施工の状況といった建設現場内の情報を集約・可視化し、関係者間で共有するシステムである。建設現場の業務を効率化する(画面1)。

画面1:大成建設が富士通と開発した「作業所ダッシュボード」の画面イメージ(出典:大成建設、富士通)
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 大成建設と富士通で開発チームを組み、アジャイルで開発手法を採用した。作業所のニーズをヒアリングし、検証・修正を繰り返しながら開発を進めた。作業所における各種のニーズを反映したシステムを構築したほか、アジャイル開発技術者の育成にも寄与した。作業所ダッシュボードで共有する情報の例は、以下のとおりである。

  • 作業所内での各種工事の実施予定
  • 作業所閉所情報、日報(本社・支店への毎日の業務報告・連絡)
  • 職員個人予定(Microsoft Office Outlookとの連携)
  • 建設現場内に設置したカメラ映像
  • LPWA通信(省電力かつ長距離での無線通信)を利用した、建設現場内の温湿度、暑さ指数(WBGT)、風向・風速、騒音・振動、水質PH、酸素濃度など各種センサーシステムと連携した作業所気象情報などのリアルタイム情報

 作業所ダッシュボードの効果として同社は、作業所内の関係者間で各種の情報をリアルタイムかつ円滑に共有できることを挙げる。また、本社・支店から遠隔かつリアルタイムに作業所の進捗状況を把握できることから、作業所から本社・支店への報告業務の効率が上がる。

 「建設業界は、就労者数の減少と従事者の高齢化が急速に進んでおり、生産性の向上が喫緊の課題になっている。2024年4月には建設業でも時間外労働の罰則付き上限規制の適用が始まる中で、業務を効率化する作業所ダッシュボードを開発した」(大成建設)

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