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インフォマート、請求書OCR「invox」に建設業の原価仕訳を容易にする機能を追加

取り込んだ請求データに工種/費目/細目などを設定

2023年9月12日(火)IT Leaders編集部

インフォマートは2023年9月8日、請求書OCRサービス「外部連携サービス invox」に建設業に特化した機能を追加したと発表した。AI-OCRで取り込んだ請求データに工種、費目、細目などを設定する機能が加わっている。建設業の原価管理に必要な原価仕訳が容易に行えるとしている。

 インフォマートの「外部連携サービス invox」は、紙やPDFファイルで受け取った請求書をAI-OCRでデータ化するサービスである。Deepworkとの協業で提供している。

図1:「外部連携サービス invox」でデータを集約するフロー図(出典:インフォマート)
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 今回、建設業に特化した機能として、AI-OCRで取り込んだ請求データに、工種、費目、細目などの項目を設定する機能を追加した。建設業の原価管理に必要な原価仕訳が容易に行えるとしている。

 建設業においては、元請けと発注先となる協力会社との間に複数の取引区分が存在している。発注書を交わす取極と発注書を交わさない未取極、随時取引、一般経費などである。発注書を交わす取極の請求書は、同社の「BtoBプラットフォーム TRADE」や「BtoBプラットフォーム 請求書」で処理可能である。一方、発注書を交わさない取引の請求書は、協力会社から紙やメールなどの手段で送られてくる。

 紙やメールなどで届いた請求書については、AI-OCRによるデータ化が有効だが、従来のinvoxでは、原価仕訳のための工種、費目、細目などの項目を取り込んだ請求データにひもづけることができず、原価管理が困難だった。

 製造業のユーザーから見た他のメリットとして、工事ごとに請求書の仕分けが行え、プロジェクトごとの整理が容易になる。また、請求明細や出来高報告書などの添付ファイルも請求書と同時に取り込んで保管可能である。

関連キーワード

インフォマート / 請求書 / AI-OCR / 原価管理 / 建設 / Deepwork

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