SB C&Sは2024年2月7日、業務管理クラウドサービス「Smartsheet」(開発元:米Smartsheet)の販売を開始した。企業における業務プロジェクトやタスク/スケジュール、共同作業などを管理するアプリケーションをノーコードで作成できる。汎用および業界向けに100種以上の業務テンプレートを用意し、カスタマイズして短期間で利用を始められる。ユーザー単位の年額ライセンスで、価格は近日中に公開する。
SB C&Sの「Smartsheet」は、米Smartsheet(日本法人:Smartsheet Japan)が開発・提供する業務管理クラウドサービスである。企業における業務プロジェクトやタスク/スケジュール、共同作業などを管理するアプリケーションをノーコードで作成できる(図1)。
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社内外の関係者と情報共有/コラボレーションしながら、プロジェクトやタスクを推進するためのアプリケーションを容易に作成できるとしている。管理者へのレポート機能や経営層向けのダッシュボード機能も利用できる(画面1)。
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業務管理アプリケーションのテンプレートを100種類以上用意している。プロジェクト管理、マーケティング管理、ビジネスプロセス管理、IT管理、オペレーション管理、予算管理、チーム/スタッフ管理などのほか、各業界・業種向けの「建設および施設管理」「マーケティング予算管理」「価格設定割引の申請承認ワークフロー」などがある。ユーザーはテンプレートをカスタマイズして、数日といった短期間で利用を始められる。
ユーザー単位の年額ライセンスで、価格は近日中に公開する。SB C&Sは、Smartsheetの国内販売代理店としては5社めにあたるが、既存の4社とは異なり、SB C&S自身はライセンスを販売せず、SB C&Sが抱える全国の販売網(約1万3000社)を介して販売する。Smartsheetから見ると、2次販売代理店網を介した流通は今回のSB C&Sのケースが初めて。
既存の販売代理店4社は、エクセルソフト、Digital Stacks、日本システムデザイン、パワーソリューションズ。この4社は、SB C&Sとは異なり、4社がユーザー企業に直接Smartsheetのライセンスを販売している(Smartsheetが4社と交わしている契約プログラムの場合、これら4社は2次販売代理店を持てない)。Smartsheetでは、国内の既存ユーザーの1社として、総合建設会社の大林組を挙げている