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キヤノンITS、ランサムウェア対策「AppCheck」を販売、ファイル操作を検出して防御や複製を実行

2024年3月25日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

キヤノンITソリューションズは2024年3月22日、ランサムウェア対策ソフトウェア「AppCheck」(開発元:JSecurity)の販売を開始した。ファイルの変化をリアルタイムで検出し、ランサムウェアによる不正な暗号化をブロックする。マルウェアの特徴やパターンを識別する方式ではないため、未知のランサムウェアによる被害も防げる。ランサムウェアによってファイルが暗号化された場合でも、リアルタイムのファイルバックアップと復元機能により、ファイルを暗号化前の状態に戻せる。

 キヤノンITソリューションズが販売を開始したJSecurityの「AppCheck」は、ランサムウェアによる不正な暗号化をブロックするソフトウェアである。ファイルの変更箇所や速度、頻度などを監視し、ランサムウェアによるファイル操作をリアルタイムに検出する(図1)。

図1:ランサムウェア対策ソフトウェア「AppCheck」の概要(出典:キヤノンITソリューションズ)
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 ファイルが更新されると、更新前のファイルをリアルタイムにバックアップして保護する。ファイルの更新がマルウェアによるものであった場合、バックアップしたファイルから復元し、ファイルを暗号化前の状態に戻す。

 マルウェアの特徴やパターンを識別する方式ではないため、シグネチャ更新の必要がなく、未知のランサムウェアによる被害も防げる。一般的なウイルス対策ソフトウェアとの併用が可能である。

 「ランサムウェア攻撃の被害件数が増えている。バックアップを用いても被害直前の水準まで復旧できないケースも多く、ランサムウェア攻撃から企業の重要情報を保護する新たな対策が求められている」(同社)

 価格(税別)は、クライアントOSのWindows版「AppCheck Pro」が1台あたり9600円。サーバーOSのWindows Server版「AppCheck Pro for Windows Server」が1台あたり36万円。オプションのクラウド型管理サーバー「AppCheck CMS Cloud」が年額9万円。

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キヤノンITソリューションズ / マルウェア対策 / ランサムウェア

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