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TwoFive、メールセキュリティ教育サービス「EXTRAIN/25」、送信者向けの教育も提供

2024年6月10日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

TwoFiveは2024年6月10日、メールセキュリティ教育サービス「EXTRAIN/25」を提供開始した。サイバー攻撃に対する組織としての対応力を高めるとしている。立場に応じて、従業員(メール利用者)、メールシステム担当者、マーケティングメール担当者向けにメニューを用意している。メール受信時のセキュリティ対策だけでなく、メール送信時のリテラシーも教育する。

 TwoFiveの「EXTRAIN/25(エクストレイン25)」は、メールを対象としたセキュリティ教育サービスである。サイバー攻撃に対する組織としての対応力を高めるとしている。

 立場に応じて、従業員(メール利用者)、メールシステム担当者、マーケティングメール担当者向けにメニューを用意している。メール利用者向けにはメール訓練も実施する。講習・訓練内容のカスタマイズにも応える(図1)。

図1:メール訓練で作成するレポートのサンプル(出典:TwoFive)
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 表1は、EXTRAIN/25の主なメニュー/内容である。メール受信時のセキュリティ対策だけでなく、メール送信時のリテラシーも教育する。送信時のマナーのほか、Google/米Yahoo!による送信者向けガイドラインを踏まえたDMARC(Domain-based Message Authentication Reporting and Conformance、ディーマーク)などの実装、メール大量配信時の留意点、メール到達性を向上させる技術などを網羅する。

表1:メールセキュリティ講習「EXTRAIN/25」の主な内容(出典:TwoFive)
メール利用に関する基礎トレーニング(メール利用者向け) メールの仕組みについて基礎的な説明
メールソフトでメールを送受信する際に使われ、表示される各部の説明
利用環境の違いによって生じる影響やトラブルの解説
メール送信に関しての注意点(パスワード付きZIPファイルの送受信の事例や対処方法など)
よくあるトラブルとその対処方法
トレーニング内容についてのテスト
メールセキュリティトレーニング(メールシステム担当者向け) メール基礎技術解説
メールサーバー構築(ハンズオン)
社外から来るメールの脅威(なりすましメール、標的型攻撃)への対策
社内から送信するメールでの情報漏洩対策
DMARC解説(メールシステム担当者向け)
メールの基礎知識(SMTP/DNSの仕組み概要)
SPF/DKIMの技術説明と設定方法
DMARCの技術説明と送信・受信側の対応、メーリングリストでの対応、利用可能なオープンソースソフトウェア
DMARC設定ハンズオン(レコード設定、認証確認、DMARCレポート分析と活用)
トレーニング内容についてのテスト
マーケティングメールの送信方法トレーニング(マーケティングメール担当者向け) マーケティングメール送信の概要
メールの大量配信時に到達率を向上させる手順
Google/Yahoo!の受信規制の解説
受信してもらえない理由、そして対策
メールサーバーの構築(メールシステム担当者向けハンズオントレーニング) Postfix、Dovecotでメールサーバーを構築するためのインストール、設定、配送テストなど
メール関連ログの見方と、障害復旧方法
トレーニング内容についてのテスト

●Next:従業員/メールシステム担当者/マーケティングメール担当者向けメニューの内容

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