[事例ニュース]
八洲電機、基幹システムの刷新/クラウド移行プロジェクトを始動
2024年7月5日(金)IT Leaders編集部
八洲電機(本社:東京都港区)は、事業変革や市場環境への変化対応の強化を目的に、基幹業務システムの刷新に取り組んでいる。日本オラクルのクラウド型業務アプリケーション群「Oracle Fusion Cloud Applications Suite」を採用し、販売・見積、サプライチェーン、会計、プロジェクト、経営管理の各業務に適用、2025年11月の稼働開始を目指している。日本オラクルが2024年7月4日に発表した。
エンジニアリング会社の八洲電機は、電機制御や電源、空調システムのコア技術を基に、プラント事業、システム設計、設置工事、メンテナンスサービスなどを提供している。
1946年に電気機械器具を扱う商社として創業以降、成長を続けて現在はエンジニアリングサービスが事業の柱となっており、業態が大きく変化している。そこで基幹業務システムの刷新を検討。変化対応力やシステムの保守・運用の負荷軽減を評価して、日本オラクルのクラウド業務アプリケーション群「Oracle Fusion Cloud Applications Suite」を採用した。導入・移行プロジェクトをオラクルのコンサルティングサービス部門が支援し、2025年11月の稼働開始を目指す。
Fusion Cloud Applicationsは、クラウド上で財務、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンスのデータを管理できる。四半期アップデートのたびに新機能が追加され、SaaSなのでハードウェアを更改する必要がない。
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八洲電機は同アプリケーション群を販売・見積、サプライチェーン、会計、プロジェクト、経営管理の各業務に適用する。具体的には、「Fusion Cloud ERP」(画面1)をはじめ、「Fusion Cloud EPM」「Fusion Cloud SCM」、カスタマーエクスペリエンス製品群の「Oracle Configure, Price, Quote(CPQ)」を含む「Oracle Sales」などを導入する。