[新製品・サービス]
ServiceNow、PaaS/アプリケーション基盤の新版「Now Platform Yokohama」を発表、AIエージェント群を追加
2025年4月2日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三
ServiceNow Japanは2025年4月2日、説明会を開き、米ServiceNowが同年3月12日(米国現地時間)に発表したPaaS/業務アプリケーション開発・実行基盤「Now Platform」の同年上期リリース「Yokohama」の特徴を紹介した。YokohamaではAIエージェントを開発・実行する機能と用途別のAIエージェント群を追加した。これらにより、業務のワークフローをAIエージェント主導で実行できるようになる。
米ServiceNowの「ServiceNow」は、ITサービス管理(ITSM)、ワークフロー、従業員エクスペリエンス管理、顧客サービス管理などの用途・機能を提供するクラウドサービスである。PaaS/業務アプリケーション開発・実行基盤の「Now Platform」上に、用途・機能ごとのSaaSを構築して提供している。
ServiceNowはNow PlatformをApplication Platform as a Service(aPaaS)と位置づけ、同社の製品・サービス群の中核として提供している。事前構築済みのSaaSに加えて、Now Platformの開発機能を用いて自社の業務に必要なワークフローやアプリケーションを構築できる。
Now Platformは半年に1回のペースでメジャーバージョンアップを行っており、今回、2025年上期リリースとして「Yokohama(ヨコハマ)」を発表した(関連記事:ServiceNow、iPaaS/アプリケーション基盤の新版「Now Platform Xanadu」を発表、生成AI機能を拡充)。
Yokohamaで、AIエージェントを開発・実行する機能と用途別のAIエージェント群を追加している。これらにより、業務のワークフローをAIエージェント主導で実行できる。ServiceNow Japanは、「人が業務のためにAIを利用するステージから、AIが行う業務を人が監督するステージに代わる」と説明している。
CRM、HR(人事)、IT運用管理など、代表的なユースケースごとのAIエージェント群「Servicenow AI Agents」を、AIエージェント開発環境「AI Agent Studio」と共に用意している。AI Agent Studioでは、自然言語のプロンプトによってAIエージェントを設計できるほか、標準のAIエージェントをベースに独自の機能を追加可能である(図1)。

拡大画像表示
図2は、ServiceNowにおけるAIエージェントの機能・役割である。AIエージェントが人の要求を受け、要求に応えるためのタスク実行計画を立案し、それぞれのタスクを担うサブAIエージェントを集めた実行グループを形成する。サブAIエージェントは、ServiceNowのツール群を用いてタスクを実行する。業務の判断に人(ライブエージェント)が関与することも可能である。

拡大画像表示
●Next:「Servicenow AI Agents」のユースケース
会員登録(無料)が必要です
- 1
- 2
- 次へ >