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要件定義・システム設計の文書レビューを生成AIで効率化する「Seiko Futureworks」─セイコーソリューションズ
2025年4月2日(水)IT Leaders編集部
セイコーソリューションズは2025年4月2日、AIサービス「Seiko Futureworks」を発表した。システム開発の上流工程における要件定義・システム設計時のドキュメントレビューを生成AIを活用して効率化する。分野ごとの専門家の知見を反映した、複数の“知的AI人格”(AIエージェント)との対話を通じて、汎用の生成AIサービスでは難しい、要件定義書やシステム設計書などのレビューを可能にするとしている。
セイコーソリューションズの「Seiko Futureworks」は、システム開発の上流工程における要件定義・システム設計時のドキュメントレビュー(検査・査読)を生成AIを活用して効率化するサービスである。
分野ごとの専門家の知見を反映した、複数の“知的AI人格”(AIエージェント)との対話を通じて、汎用の生成AIサービスでは難しい、要件定義書やシステム設計書などのレビューを可能にするとしている(図1)。

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「コーディングや仕様書作成の支援など、システム開発に焦点を当てた生成AIの活用が進んでいるが、ドキュメントレビューに特化した生成AIの適用例はまだ少ない。レビューは開発プロジェクトの確実な推進やコストの妥当性評価、開発期間短縮のために必要なプロセスである。Seiko Futureworksでは、生成AIがこの工程を生成AIで高度化し、開発生産性を高める」(同社)
複数の知的AI人格に同時アクセスし、それぞれの専門領域の知識を統合的に活用できるようにするUIを備えている。異なる専門分野の知的AI人格を「円卓」に招き、それぞれ専門の立場から、ドキュメントレビューや質問への回答を得ることができるという。その前提として、企業固有の業務ルール、ドキュメント、ドメイン知識を体系的に整理・管理したナレッジベースを構築する。これにより、企業固有の要件に沿った応答やアシストが可能になる。
また、専門家・有識者が蓄積してきた知識・ノウハウを形式知化する「AI Interviewer」機能が備わっている。専門家の価値観や判断基準を引き出す質問を生成し、回答内容に合わせて質問を変化させる。不足情報を聞き出す逆質問も行いながら、専門家の暗黙知を形式知化する。専門家が引退した後も、同等のレビュー観点を保ってノウハウを継承するとしている。