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SaaSが牽引する予算管理市場は「この10年で最も成長したアプリケーション分野の1つ」─ITR

2025年4月4日(金)IT Leaders編集部

アイ・ティ・アール(ITR)は2025年4月3日、国内の予算管理製品・サービス市場の規模の推移と予測を発表した。2023年度の売上金額は前年度比19.4%の93億円で、2024年度も同等の同20.4%増を見込み、CAGR(2023~2028年度)は19.3%を予測している。ITRは投資と収益の予実管理を迅速かつ正確に行うことの重要性が高まっていると指摘する。

 アイ・ティ・アール(ITR)は、国内の予算管理市場の規模の推移と予測を発表した。調査対象は予算管理業務を支援する製品・サービスで、予算案などのデータを収集し、予実管理表や予算計画を作成する機能、各種分析機能やレポート機能などを含むとしている。

 2023年度の売上金額は前年度比19.4%の93億円で、2024年度も同等の同20.4%増を見込み、CAGR(2023~2028年度)は19.3%を予測している。ITRは投資と収益の予実管理を迅速かつ正確に行うことの重要性が高まっていると指摘する(図1)。

図1:予算管理市場における規模の推移と予測:提供形態別(2022~2028年度予測)(出典:アイ・ティ・アール)
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 予算管理市場をアプリケーションパッケージとSaaSの提供形態別で比較すると、2023年度のパッケージ市場は前年度比2.6%増と緩やかな伸びにとどまった一方、SaaS市場は同26.6%増の高い伸びを示している。主要ベンダーがSaaSでの提供に注力していることから、SaaS市場は今後も好調に拡大し、2028年度には市場全体の約9割を占める見通しという。CAGR(2023~2028年度)はパッケージ市場がマイナス0.8%に対し、SaaS市場は24.0%を予測している。

 ITR プリンシパル・アナリストの浅利浩一氏によると、予算管理市場は約10年前の2014年度は8億円程度に過ぎなかったという。「2024年度には100億円を超える見込みで、アプリケーション分野でこのような成長を遂げている市場は少ない。最も成長率が高いセグメントは、年商100億円未満の中小企業向け市場である。比較的低価格で導入しやすく、利用者の増減に容易に対応できるSaaSの利用が拡大してきたことが要因だ」と分析している。

 今回の発表は、市場調査レポート「ITR Market View:予算・経費・サブスクリプション管理市場2025」に基づく。同レポートは、連結会計、経費精算、予算管理、IBP(Integrated Business Planning)、サブスクリプション管理、サステナビリティ情報管理ツールの全6分野を対象に、国内56ベンダーへの調査から2022~2023年度売上実績および2028年度までの売上予測を掲載している。

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