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東芝デジタルエンジニアリング、Active Directoryの移行支援、AD同士の統合・分割やEntra ID移行など

2025年6月9日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

東芝デジタルエンジニアリングは2025年6月9日、「Active Directoryマイグレーションサービス」を発表した。Active Directory(AD)を、別のAD環境(Entra IDを含む)へと移行するサービスである。クエスト・ソフトウェアの移行ツールを使う。現状分析から計画立案、パイロット移行、本番移行、移行後のユーザー支援、ドキュメント作成まで一貫して支援する。クライアント数が1000台規模の場合、最短で約4カ月で移行可能。価格は、個別見積もり。

 東芝デジタルエンジニアリングの「Active Directoryマイグレーションサービス」は、Active Directory(AD)を、別のAD環境(Entra IDを含む)へと移行するサービスである。現状分析から計画立案、パイロット移行、本番移行、移行後のユーザー支援、ドキュメント作成まで一貫して支援する。クライアント数が1000台規模の場合、最短で約4カ月で移行可能としている。

 移行ツールとして、クエスト・ソフトウェアの「Migrator Pro for Active Directory」(オンプレミス環境のADへの移行)および「On Demand Migration for Active Directory」(Entra IDへの移行)を使う。ユーザーは、PCに再ログインするだけでドメイン参加とプロファイル移行を完了可能である。デスクトップ環境なども移行前の状態を保持する。

図1:「Active Directoryマイグレーションサービス」がカバーするAD移行パターンの例(出典:東芝デジタルエンジニアリング)
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 オンプレミスのAD同士の移行では、複数のAD環境(A社とB社)を1つのAD環境(C社)に統合する移行パターンや、1つのAD環境(A社)を複数(B社とC社)に分割する移行パターンなど、各種のパターンで移行可能(図1)。Entra IDへの移行では、AD環境をEntra ID環境にそのまま移行するパターンのほか、オンプレミスのAD環境とEntra ID環境を同期させて併用するパターンなども可能である。

 背景として、M&Aなどにともなうシステム統合・再編の過程では、ADの分割、結合が必要になるケースが多い。一方、AD移行時のトラブルはシステムに深刻な影響を及ぼすリスクがある。また、グループポリシーやアクセス権限を手動で移行・再構成する場合、設定ミスが発生しやすい。

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東芝デジタルエンジニアリング / Active Directory / マイグレーション

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