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ROUTE06、ドキュメント不在のレガシー資産を2週間で設計書化するAIサービス

2026年3月6日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ROUTE06は2026年3月5日、「Acsim リバースエンジニアリングサービス」を提供開始した。設計書やドキュメントが存在しないレガシーシステムのソースコードをAIで解析し、システム構造を自動的に可視化・構造化する。アウトプットとして、設計書、セキュリティ診断、改善提案を含む設計資産一式を提供する。従来数カ月かかっていた作業を最短2週間に短縮するとしている。

 ROUTE06の「Acsim リバースエンジニアリングサービス」は、設計書やドキュメントが存在しないレガシーシステムのソースコードをAIで解析し、システム構造を自動的に可視化・構造化するサービスである(図1)。これまで数カ月かかっていた解析工程を、最短2週間に短縮するとしている。

図1:「Acsim リバースエンジニアリングサービス」の主要機能(出典:ROUTE06)
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 解析対象言語は、Java、Python、C#、COBOL、PL/I、RPGなど、基幹システムやレガシー資産で使われる主要な言語11種以上。解析結果のアウトプットは、基本設計、画面機能マッピング、処理ロジック、テストケース、セキュリティ診断など、設計工程に必要な資産を網羅的にカバーする。構造化したドキュメントとして納品するため、そのまま再設計・要件定義に活用できる。

 解析結果に基いて、改善項目と優先度も明示する。単なる構造把握にとどまらず、「次に何をすべきか」を可視化することで、刷新プロジェクトの立ち上げを後押しする。また、「なぜその構造なのか」を記述した「機能設計意図書」も生成する。設計の背景や制約条件も含めて言語化・整理することで、再設計などに活用できる。

 品質面では、成果物ごとに、網羅性・整合性の観点から「信頼度レポート」を付与する。ソースコード解析と同時に脆弱性や情報漏洩リスクも可視化するため、モダナイゼーションの初期段階でセキュリティ上の課題を把握し、後工程での手戻りを防ぐことが可能である。

 背景には、既存システムが長年の改修・運用を経てブラックボックス化している事情がある。設計と実装が乖離していたり、担当者の退職や異動によって内部構造を把握できる人材がいなかったりするなど、「何がどう動いているか分からない」状態が常態化している。

 「改修やシステム刷新時の影響範囲を正確に見積もれず、工数の算出も困難となる。このため、モダナイゼーションの初動が数カ月単位で遅延し、計画自体が頓挫するケースも少なくない」とROUTE06は指摘する。

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