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ツルハHD、生成AIで店舗マニュアル検索を効率化、1カ月で1000店舗超に展開

2026年3月24日(火)IT Leaders編集部、日川 佳三

ドラッグストアチェーン運営のツルハホールディングス(本社:北海道札幌市)は、生成AI技術を活用した社内ナレッジ検索システムを導入した。2026年1月末から展開を開始し、2月末には1000店舗以上への展開を完了した。システムの構築・導入を支援したNECとProofXが2026年3月24日に発表した。

 ツルハホールディングスは、北海道札幌市に本社を置くドラッグストアチェーンの持株会社。イオングループの傘下で、ツルハドラッグ、くすりの福太郎、レディ薬局など複数のブランドを全国に展開し、地域集中出店(ドミナント戦略)による強固な店舗網が強みとしている。

 同社のマニュアルは、社内のナレッジを基にテキスト、画像、表をレイアウトして載せている。今回、NECと、AIシステム開発のProofXが支援して、マニュアルから必要な情報を素早く抽出するための社内ナレッジ検索システムを、生成AIを活用して構築。2026年1月末から展開を開始し、2月末には1000店舗以上への展開を完了した(図1)。

図1:生成AI技術を活用した社内ナレッジ検索システムの概要(出典:NEC、ProofX)
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 開発した社内ナレッジ検索システムは、マニュアルを読み解けるように、テキストだけでなく図や表なども理解する技術を採用した。また、チャットのインタフェースを介して、従業員が文章で質問すると文章で回答する仕組みとした。開発にあたっては、ツルハドラッグ店舗で働く従業員が試用し、その声を集約・反映することで使い勝手を高めたという。

 取り組みの背景を次のように説明している。「小売店の店舗では、多岐にわたる業務を限られた人員と時間で行っている。従業員の生産性を高めるべく、社内ナレッジを体系化したマニュアルの整備や運営の標準化に取り組んでいる。しかし、店舗業務の範囲の広さからマニュアルは膨大かつ複雑になりやすく、必要な情報に迅速にアクセスすることは容易ではない」。

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