[調査・レポート]

2024年の購買管理製品市場は前年23.8%増、調達の効率化やコスト削減、コンプライアンス強化で成長─ITR

2026年3月25日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三

アイ・ティ・アールは2026年3月24日、国内の購買管理製品・サービス市場における規模の推移と予測を発表した。2024年度の売上金額は前年度比23.8%増の183億5000万円だった。2025年度はそれを上回る伸びを見込む。市場は中長期的に成長が続き、CAGR(2024~2029年度)は24.1%を予測している。

 アイ・ティ・アール(ITR)は、国内の購買管理製品・サービス市場における規模の推移と予測を示した。2024年度の売上金額は前年度比23.8%増の183億5000万円だった。2025年度はそれを上回る伸びを見込む。市場は中長期的に成長が続き、CAGR(2024~2029年度)は24.1%を予測している(図1)。

図1:購買管理市場における規模の推移と予測(2023~2029年度予測)(出典:アイ・ティ・アール)
拡大画像表示

 調査にあたって購買管理市場を「企業・サプライヤー間での購買業務と、関連する情報を共有するための製品・サービス」と定義している。サプライヤーの探索・選定から見積・交渉・契約に至るソーシング/プロキュアメント機能、カタログ管理、発注・検収・請求、支払依頼などのパーチェシング機能を含む。

 ITRによると、購買業務は、他の業務領域と比べてIT化が遅れていたが、近年はデジタル化への投資が加速しており、市場は拡大傾向にあるという。「製造業をはじめとする各業種において、調達業務の効率化や調達コストの削減、コンプライアンス強化などを目的に、購買管理の重要性が高まっている」(同社)。

 同社プリンシパル・アナリストの浅利浩一氏は、「上流のサプライヤー探索から見積・交渉までのS2C(Source to Contract)、下流の購買依頼・発注から支払までのP2P(Procure to Pay)に至る一連の業務プロセスをクラウド型のコラボレーティブなシステムで刷新する取り組みが進んでいる。購買管理業務をデジタル化するシステムへの投資は、今後も継続的に拡大する」と説明している。

 今回の発表は、市場調査レポート「ITR Market View:予算・経費・サブスクリプション管理市場2026」に基づく。同レポートは、連結会計、経費精算、予算管理、IBP(Integrated Business Planning)、サブスクリプション管理、サステナビリティ情報管理、購買管理の全7分野を対象に、国内59ベンダーへの調査から2023~2024年度売上実績および2029年度までの売上予測を掲載している。

関連キーワード

ITR / 調達・購買 / コンプライアンス / 市場調査

関連記事

トピックス

[Sponsored]

2024年の購買管理製品市場は前年23.8%増、調達の効率化やコスト削減、コンプライアンス強化で成長─ITRアイ・ティ・アールは2026年3月24日、国内の購買管理製品・サービス市場における規模の推移と予測を発表した。2024年度の売上金額は前年度比23.8%増の183億5000万円だった。2025年度はそれを上回る伸びを見込む。市場は中長期的に成長が続き、CAGR(2024~2029年度)は24.1%を予測している。

PAGE TOP