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クレディセゾン、ベテラン社員の暗黙知をAIで資産化、50代中心に10人で実証

2026年5月14日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

クレディセゾンは2026年5月14日、ベテラン社員10人の暗黙知を若手社員でも再現できる形で全社共有する施策を始めると発表した。属人化している業務を、AIツールなどを用いて可視化・標準化する。同年4月にキックオフ済みで、5月から月3回の頻度で知見の抽出作業を進める。6月に中間報告、10月に全体報告会を開き、全社展開に向けた提言をまとめる。

 クレディセゾンは2026年5月、ベテラン社員の経験と判断力を、若手社員でも再現できる形で全社共有する施策を本格的に始める(写真1)。属人化している業務を、AIツールなどを用いて可視化・標準化する。

写真1:キックオフミーティング(2026年4月実施)の様子(出典:クレディセゾン)
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 対象は、参加を希望した部門から選んだ50代中心の10人。総務部門で長年の経験を持つ社員や、ファイナンス部門で業務上の相談を一手に引き受けてきた社員などが参加する。AI活用を推進する担当者が伴走し、各人が担ってきた業務を整理する。

 個人の経験や勘に依存していた判断プロセスを、AIの活用を前提とした形で再設計し、誰もが再現可能な業務プロセスへと転換する。これまで暗黙知として個人に蓄積されていた知見を組織全体で共有し、判断の標準化と意思決定の高度化を図る。

 2026年4月にキックオフ済みで、5月から月3回の頻度で知見の抽出作業を進める。6月に中間報告、10月に全体報告会を開き、全社展開に向けた提言をまとめる。

 同社は2025年9月に全社AI活用施策「CSAX戦略」を始めている。社員約3700人を対象にAIを業務に組み込み、2027年度末までに2019年比で累計300万時間の業務削減を目指している。取締役兼専務執行役員CDO兼CTOの小野和俊氏は「実務経験に裏打ちされたベテラン社員の洞察は、AIを正しく活用するうえで不可欠」と強調した。

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