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ペット保険のペット&ファミリー損保、基幹システム刷新で年2800時間の業務削減

2026年5月18日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ペット&ファミリー損害保険(本社:東京都台東区)は、基幹システムを刷新し、2023年8月に稼働させた。運用開始から約2年半が経過し、業務フローの見直しなどの業務改革を通じ、2026年時点で年間2800時間の業務工数を削減した。決済アプリ「PayPay」から加入できるペット保険機能も約4カ月で追加実装・リリースした。システム構築を支援したJBCCが2026年5月18日に発表した。

 ペット&ファミリー損害保険は、ペット保険専門会社である。保有契約件数は20万件を超え、収入保険料は100億円を超える。2019年に少額短期保険会社から損害保険会社へと移行したことにともない、金融庁が定める損保会計基準への対応や、金融機関に求められる水準のセキュリティとコンプライアンス体制の整備が必要になっていた。加えて、社内にはExcelのマクロやAccessで構築したツールが乱立しており、業務の属人化が進んでいた。

図1:ペット&ファミリー損害保険が構築した新基幹システムの構成(出典:ペット&ファミリー損害保険)
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 基幹システムの刷新では、顧客管理、契約管理、保険料請求・収納、損害調査、代理店管理など15のサブシステム、計336機能を統合した(図1)。契約単位で管理していた情報を顧客単位での一元管理へと改めた。会計処理についても、損保会計に適した発生主義へと移行した。システム部門は5~6人と小規模だが、JBCCの支援の下、ローコード開発ツール「GeneXus」とアジャイル開発手法により、段階的に進めた。2021年5月にプロジェクトを開始し、2023年8月に稼働させた。

 稼働後は業務フローを見直し、RPAによる定型業務の自動化を進め、年間2800時間の業務工数を削減した。ペーパーレス化や在宅勤務も進み、従来は定型業務に従事していた担当者が企画立案などに携わるようになった。新システム稼働後の2024年3月には、PayPayアプリ上で加入できるペット保険も約4カ月で開発し、リリースした。

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