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三十三銀行、営業支援AI「bellSalesAI」を導入、面談記録の作成時間を最長で60分超削減

2026年5月18日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三

三十三銀行(本店:三重県四日市市)は、ベルフェイスの営業支援AIサービス「bellSalesAI」を導入した。商談中の音声から必要な項目をAIが自動で抽出し、Salesforceへの入力を効率化する。同行は面談記録を作成する用途で採用し、職員によっては、最大60分超を削減したという。ベルフェイスが2026年5月18日に発表した。

 三十三銀行は、三重県四日市市に本店を置く地方銀行である。2021年に三重銀行と第三銀行が合併して発足し、持株会社である三十三フィナンシャルグループの中核企業として、東海・近畿地方を中心に店舗を展開している。

 同行では従来、面談中にメモを手書きしていたため、長時間の面談では会話に集中しながらメモを取る負荷が大きかった。また、帰店後には手入力で面談記録を作成していたため、作成に1件あたり最大30分以上かかる場合もあり、職員ごとの記録品質にばらつきも生じていたという。

 そこで同行は、商談音声から必要な情報を抽出して面談記録の作成を省力化するツールとして、ベルフェイスの「bellSalesAI」(図1)を導入した。検証では、離れた位置での音声認識精度や要約速度を評価した。スマートフォンアプリの操作性に対する現場の評価が高かったという。

図1:営業支援AIサービス「bellSalesAI」の概要(出典:ベルフェイス)
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 検証では、主に面談記録の作成時間を短縮する効果が得られた。営業店では、従来30~45分かかっていた記録作成が10~30分短くなった。本部では平均30~60分、最大で60分超の削減を達成した者も複数いたという。

 当初は個人渉外による投資信託や保険の面談記録での活用を想定していたが、実際には法人渉外担当者や本部部門での利用が多く、会議の議事録作成にも用途が広がっている。同行DX戦略部の山本浩詞氏は「メモはスマートフォンに任せ、行員は面談に集中できる。経験の浅い行員でも顧客の重要な発言を効率よく拾い上げられる」とコメントしている。

 同行は第3次中期経営計画で「DX推進による営業スタイルの変革」を掲げており、蓄積した面談データを顧客ごとに最適化した提案活動につなげる方針である。

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