マイクロソフトの「Windows Server 2008 R2」の製品候補版が公開中である。これは、サーバーOS「Windows Server 2008」の新版。同製品は、「最大256個の論理プロセサや最大2TBのメモリーをサポート」「64ビットのハードウェアに特化」といった表立った性能強化に目が向きがちだが、「導入後」の柔軟性も見逃せないポイントだ。マイクロソフトは2009年6月に機能説明会を実施し、最新の実装状況を明らかにした。
新OSでまず注目すべき点は、運用管理業務を効率化する機能を数多く盛り込んでいることだ。中でも注目株は、稼働中の仮想マシンを停止させずに物理マシン間を移動させる「ライブマイグレーション機能」である。この機能は、仮想化ソフトの新版であるHyper-V 2.0や、CSV(Cluster Shared Volume)と呼ぶクラスタ共有技術を搭載することで実現している。
ライブマイグレーション機能は、メーカーが同じであればバージョンが異なるCPU間でも有効である。例えば、インテルXeon5000シリーズのCPUを搭載したサーバー上で稼働している仮想マシンを、同7000シリーズを搭載したマシンに移し替えることが可能だ。ユーザー企業にとっては、システムを拡充する際のサーバー選定における選択の幅が広がるメリットがある。ただし、インテル系プロセサとAMD系プロセサの間で仮想マシンを移動させることはできない。
新OSではサーバー管理機能も強化した。遠隔地にあるサーバーをリモート管理する機能や、バックアップやバックグラウンド・ジョブの実行といった処理をスクリプトで記述し自動化するツールを搭載する。このほか、「コアパーキング」は、できるだけ少数のプロセサに処理を集約。各プロセサの稼働状況に応じて電力を動的に供給する新機能だ。
Microsoft / Windows Server 2008 / サーバー仮想化 / Windows Server / Xeon / Intel / Hyper-V
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