日本オラクルは2009年9月7日、コラボレーション基盤製品の最新版「Oracle WebCenter Suite 11g」を9月8日から販売開始すると発表した。エンドユーザーが自らカスタマイズ可能なポータル画面機能や、複数の社内アプリケーションをフロントエンドで連携させる「マッシュアップ」機能を新たに追加した。
Oracle WebCenterは、Wikiやブログなどのソーシャルメディアを利用した社内ポータルを構築するための製品群。SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)やカレンダーなど100以上のコミュニケーション部品を集めた「Oracle WebCenter Services」や、Webサービスとの連携基盤である「Oracle WebCenter Framework」などを備える。
11gで新たに追加したのは、ポータル画面作成機能の「Oracle WebCenter Spaces」。エンドユーザーごとに「ワークスペース」と呼ぶポータル画面を用意する。Servicesのコミュニケーション部品や、Frameworkで連携させた外部アプリケーション部品をワークスペースに配置して画面を構成する。ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作で部品を自由に配置できるので、エンドユーザーでも簡単に利用できるのが特徴だ。
アプリケーションのマッシュアップ基盤「Oracle WebCenter Composer」も新規追加した。アプリケーション部品同士を連携させた新しいアプリケーション部品を、ウィザードに沿って簡単に作成できる。構築したアプリケーション部品はSpacesのワークスペースへの配置が可能だ。
オラクルのミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware 11g」を構成する1製品として販売する。同ミドルウェアにはサービス指向アーキテクチャ(SOA)基盤「Oracle SOA Suite 11g」もある。「バックエンドとフロントエンドの両面で、ユーザー企業のシステム統合を後押ししたい」(日本オラクルFusion Middleware事業統括本部 Fusion Middlewareビジネス推進本部本部長 安藤 秀樹氏)考えだ。
価格は1426万6350円/プロセサ、または28万5285円/ユーザー。「Oracle WebCenter Services」は単体でも販売し、価格は798万9135円/プロセサ、または15万9810円/ユーザー。
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