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みずほ情報総研、製造の品質是正処置管理ソリューション「Systemaflow」を発表

2010年6月15日(火)

みずほ情報総研は2010年6月14日、製造事業者やITシステム関連事業者などを対象に、製品製造やシステム運用において発生した不具合・不適合を効率的に共有し、再発防止につなげることの可能な品質是正処置管理ソリューション「Systemaflow」(システマフロー)の提供を6月23日より開始すると発表した。

同ソリューションは、従来、文書ベースで個別に対応されることの多い不具合・不適合をデータベースで統合管理することによって、関係者が状況をリアルタイムに把握し、再発防止策の策定や実施、その承認プロセスまでの流れを一連の業務フローとして管理できるようにするというもの。

業務プロセスの変化へも柔軟に対応可能で、従来、プログラムの改良や追加開発を必要としていた処理内容や管理項目を、ユーザーによる設定変更で変えることができる。また、進捗管理や発生した事象の分析のための一覧表示画面において、表示内容や抽出条件などを任意に設定して、蓄積したデータを各種の切り口で参照できるという。

基本パッケージ価格は、最小構成で200万円から。当初はパッケージソフトウェアでの提供となるが、今後はクラウド環境でのサービス提供も展開の予定。なお導入においては、システム障害管理テンプレートや設備・装置障害管理テンプレートなどを用意しており、これらがそのまま適用可能なケースでは最短で3日、最長でも1カ月でのシステム構築が可能となる。

発表によるSystemaflowの特徴は、以下のとおり。

  • 不適合報告や原因分析のための業務フローを定義可能
  • 各種テンプレートを提供
  • システム障害管理
  • 設備・装置障害管理
  • ISO9001 QMS管理など、各種テンプレートを順次拡張予定
  • ユーザー設定による管理画面や承認ルール変更が可能
  • 拠点間や関連企業間の異なるフォーマットによる報告書の取り込みも可能
  • データ活用・分析のための蓄積データ抽出が可能

同ソリューションを導入することにより、再発防止に向けた是正処置管理業務の効率化だけでなく、業務プロセスの変化を適切にシステムに反映し、品質管理サイクルの定着化を促すことが可能とのこと。同社ではさらに、蓄積した情報にもとづく予防策の検討などを通じて、製品やサービスの品質向上に向けた全社的な取り組みを支援する。

なお、同社では「第21回 設計・製造ソリューション展」(2010年6月23日~25日、東京ビッグサイトで開催)において同ソリューションの案内を予定している。

第21回 設計・製造ソリューション展
http://www.dms-tokyo.jp/

品質是正処置管理ソリューション システマフロー
http://www.mizuho-ir.co.jp/solution/corporation/backoffice/quality/systemaflow/

みずほ情報総研
http://www.mizuho-ir.co.jp/
 

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