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阪急阪神グループ、共通ポイントサービス向け共通ポイントシステムを構築

2010年9月10日(金)IT Leaders編集部

富士通は2010年9月9日、阪急阪神ホールディングスとエイチ・ツー・オー リテイリング(H2O)が、阪急阪神グループで共同展開している「阪急阪神エメラルドSTACIA(スタシア)カード」など各種STACIAカードや、H2Oグループの発行するポイントカードにおいて、グループ共通ポイントシステムを富士通と共同で構築し、10月より共通ポイントサービスを拡大すると発表した。

 阪急阪神ホールディングスは、阪急電鉄、阪神電気鉄道、阪急阪神交通社ホールディングス、阪急阪神ホテルズの4社を中核に多角的なビジネスを展開、また、H2Oは、阪急百貨店と阪神百貨店を中心に、百貨店、スーパーマーケット、個別宅配、ショッピングセンターの経営など、小売に関連した事業を幅広く手がけている。今回、阪急阪神グループは、グループでのメリットを顧客により享受してもらえるよう、ポイントサービスの内容を拡充するための共通ポイントシステムを富士通と共同で構築した。

 富士通は、百貨店やスーパーなどで約20社への導入実績を持つ同社の「ポイントシステムソリューション」をベースに、会員管理やポイント管理、ポイント還元、インセンティブ管理、グループ企業や提携企業の経費精算などを効率よく行えるシステムを構築。

 新システムでは、百貨店・スーパー・鉄道・ホテルなどのグループ企業や提携企業(優待店)の従来のポイントサービスを継続させながら、顧客情報の一元化を行い、Webからの申し込みにより各種STACIAカードへポイントを自動で合算するポイント合算サービスを可能にしている。

 また、優待店の一部では、ポイント即時利用などの新サービスによるポイント還元メリットの向上も図られており、優待店各社でポイントを「貯めて」、それらのポイントを「まとめて」、お気に入りの店舗で「利用する」といった形で顧客の利便性を向上させることで、サービスの利用拡大と加盟店の活性化が期待されるとのこと。

 新システムにより、各利用者は、複数のポイントカードを管理する煩雑さから解放され、百貨店、スーパー、鉄道、ホテルをはじめとするグループ会社の多彩なポイントサービスを一括して管理できるようになる。また、ポイントの合算の仕組みが取り入れられているため、手持ちの複数のポイントカードのポイントをまとめて、「よりたまりやすく、より使いやすい」ポイントとして活用可能になるとしている。

富士通
http://jp.fujitsu.com/

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