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日本ラッド、被災地域の地方自治体などに向けサーバーの無料提供や復旧支援を発表

2011年3月18日(金)IT Leaders編集部

日本ラッドは2011年3月17日、今回の震災で被害を受けた地域への支援策の一環として、地方自治体や公共団体向けに、災害救難支援用のインターネットサーバーの無料提供やサーバー復旧のための支援活動を行うと発表した。

同社では、SaaSes(サースィーズ)ブランドで展開しているIaaS(Infrastructure as a Service)を、6カ月間無料で提供する。対象サービスは以下のとおり。

  • Osukiniサーバー(Linux仮想専用サーバー)
  • ThunderHead(Windows仮想専用サーバー)
  • シルバーストーム(Web&メールホスティングサーバー)

以下の団体が対象となる。

  • 被災地域の地方自治体
  • 被災地域の地方公共団体
  • 被災地域の大学をはじめ各種教育機関
  • 被災者支援の実施を行う非営利団体等

これらのサービスを利用することで、各種情報サイトの構築、連絡用メールサーバー(メールアドレス、メーリングリストの運用)、事務系処理、グループウェアの利用、SNS・ブログ・Twitterといったコミュニケーションツールの運用などが可能になる。また、担当者の不在などでインターネットサーバーの利用ができなくなっている場合には、同社がネット上からより可能な範囲でサーバー等の現状調査を行って、サーバー復旧の支援も行う(要問い合わせ)。

無料提供期間は、使用開始日から6カ月間。申し込みの期間は2011年4月30日までだが、状況により期間延長も検討する。

■問い合わせ窓口

【問い合わせフォーム】
https://saases-enterprise.saases.jp/ec/contacts/form

【問い合わせメールアドレス】
info@saases.jp


なお同社では、静岡大学情報基盤センターなどの協力のもと今回の東北地方太平洋沖地震で被災した大学、公共組織を主対象に「クラウドIaaS構築支援サービス」の提供を開始した株式会社ITSCに対して、クラウドサーバーの3カ月間の無料提供を開始したことも発表した。

株式会社ITSC
http://www.itsc-ltd.co.jp/

「SaaSes」
http://www.saases.jp/

日本ラッド株式会社
http://www.nippon-rad.co.jp/

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日本ラッド / SaaS / 東日本大震災 / 静岡大学

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