クラウド、ソーシャル、モバイル、そしてBCP(事業継続計画)や省電力対策。取り上げるべきテーマはいくらでもあるのに、なぜ今、ERPのような枯れた技術/製品の特集なのか─?
こんなふうに思った読者は少なくないかも知れない。しかし、ちょっと待ってほしい。本誌はERPをパッケージソフトとしてだけではなく、企業の中核事業を支える情報システムと捉えている。その進化を考えることなしに、クラウドやモバイルを検討するのは何かが違うのではないか? そもそも日本におけるERPの使われ方やERPに対する認識は、本来、あるべき姿になっているのか?
「3.11」を経た今、こういったことを考えたかったのだ。今回はERP研究推進フォーラムの協力を得た実態調査とERPの最新像の一端をお届けする。 [力竹 尚子/折川 忠弘]
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