全日本空輸(ANA)は2010年10月、オラクルのESB(Enterprise Service Bus)製品を用いてSOA基盤を構築。2011年2月までに、メインフレーム上で稼働する国内/国外旅客系システムのほか、空港や貨物システムなど70に上るアプリケーションを、同基盤上で接続した。日本オラクルが2011年11月1日、明らかにした。
全日本空輸(ANA)は従来、社内に林立する複数の業務システム間でデータをやりとりするためのプログラムを個別に作り込んでいた。このため、システムの追加や変更を加える度に、そうしたプログラムの開発や修正にかかる多大な工数が問題になっていた。そこで、SOAによるシステム連携基盤の導入に踏み切った。
具体的には、システム間のインタフェースを標準化し、ESBを介してメッセージ連携できるようにした。これにより、システム変更の影響範囲を最小限に抑えられる。すでに、開発コストを30%削減する効果が出ているという。加えて、2012年中に予定している次期国内旅客システムの導入も容易になると見込む。
コスト削減の一方で、可用性を高める工夫もしている。新SOA基盤は二重化し、待機系と本番系を日常的に切り替えながら運用することで、99.995%の可用性を実現した。
導入したESBは、「Oracle Service Bus」。1時間に180万トランザクションを処理できる性能や、航空業界での実績が豊富であることを評価した。全日空システム企画とNECが共同でSIを担当。日本オラクルは導入時に技術支援を提供した。
- 業務システム 2027年4月強制適用へ待ったなし、施行迫る「新リース会計基準」対応の勘所【IT Leaders特別編集版】
- 生成AI/AIエージェント 成否のカギは「データ基盤」に─生成AI時代のデータマネジメント【IT Leaders特別編集号】
- フィジカルAI AI/ロボット─Society 5.0に向けた社会実装が広がる【DIGITAL X/IT Leaders特別編集号】
- メールセキュリティ 導入のみならず運用時の“ポリシー上げ”が肝心[DMARC導入&運用の極意]【IT Leaders特別編集号】
- ゼロトラスト戦略 ランサムウェア、AI詐欺…最新脅威に抗するデジタル免疫力を![前提のゼロトラスト、不断のサイバーハイジーン]【IT Leaders特別編集号】
-
VDIの導入コストを抑制! コストコンシャスなエンタープライズクラスの仮想デスクトップ「Parallels RAS」とは
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



