[新製品・サービス]
シマンテック、ITリスクがビジネスに及ぼす影響を視覚的に表示、ほか
2012年11月13日(火)IT Leaders編集部
1カ月間に発表された主要な新製品・サービスを紹介する、ニュースフラッシュ 新製品・サービス編。ハードウェアやソフトウェア、システムの各分野から、12個の新製品・サービスを取り上げた。
運用監視
クラウド/オンプレミスの運用監視を一元化
IIJは2012年10月10日、クラウドサービスやオンプレミスに構築したシステムを監視する「IIJ GIO総合運用管理サービス」を発表した。顧客に代わりIIJがシステムの稼働状況を監視し、障害発生時の通知や原因調査、障害復旧までを代行する。監視・運用の範囲を細かく指定でき、管理ポータルを使って範囲を変更することもできる。月額料金はPingなどを用いた「簡易監視」が4000円からなど。
ストレージ
用途に応じて3種の重複排除手法を選択可能に
日立製作所は2012年10月11日、バックアップ用ストレージ「Hitachi Capacity Optimization」を強化した。3種の重複排除機能を備え、用途に応じて選択できる。データを一度ストレージに保存し、後で重複排除を実施する方法か、ストレージに書き込むと同時に実施する方法、データの特性に応じてこれらを併用する方法を使い分けられる。価格(税込)は1165万6050円から。
アーカイブ
財務データをクラウドを活用して長期保存
AITは2012年10月11日、SAP ERPの帳簿データをクラウドに保存するサービス「SAP帳簿アーカイブ on IBM Cloud」を発表した。JFEシステムのアーカイブソフト「DataDelivery」を日本IBMのパブリッククラウド「IBM SmarterCloud Enterprise」などで稼働させる。会計や販売システムなどの業務データを独自形式で保存することで改ざんを防ぐ。月額料金(税別)は5ユーザーで12万900円から。
ビッグデータ分析
MapReduce関数を使い慣れたSQLを使って操作
日本テラデータは2012年10月11日、ビッグデータ分析アプライアンス「Teradata Aster MapReduce Appliance」を発売した。Webのアクセスログや機器が生成するセンサー情報などを分析する。文章をキーワード別に分類したり、データ間の関係を発見したりするといったMapReduce関数を50以上用意し、これらをSQL文で呼び出し分析できる。最小構成価格(税別)は4130万円から。