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エンタープライズアプリケーションを創造的に破壊せよ─”Google超え”を目指す次世代ERPのインパクト

2014年9月2日(火)

文字通りの「創造的破壊(Disruption)」であり、「ERPのイノベーション」である――そう呼ぶに値する斬新なERPパッケージを、ワークスアプリケーションズが開発中だ。牧野正幸CEOは「エンタープライズアプリケーション(企業向けアプリケーション)のユーザービリティを、コンシューマアプリケーション(一般消費者向けアプリケーション)と同等以上に高める。そのためにRDBから脱却し、クラウドネイティブの技術を採用した」と語る。そこにはエンタープライズアプリケーションに対する強い問題意識と、技術への確信がある。牧野CEOに詳細を聞いた。ぜひお読み頂きたい。(聞き手はIT Leaders発行人の田口潤)

まったく新しいエンタープライズアプリケーション
パブリッククラウドでの稼働を想定

─その新製品はいつ頃、どんな形で登場するのでしょうか。オンプレミスですか、クラウドですか。 

牧野 10月7日に弊社が開催する「COMPANY Forum」でお見せします。ぜひお越し下さい。実際の製品は、来年以降順次リリースする計画です。稼働環境については、新製品は分散処理が前提なのでオンプレミスでは動きません。クラウドが前提ですし、拡張性に限界があるプライベートクラウドよりもパブリッククラウドが望ましいです。有力なクラウドサービス、Amazon Web Services(AWS)やSoftLayer(IBM)、日本のクラウド事業者などは全部サポートします。一部の事業者とはすでに話をしています。

 実はパブリッククラウドならではのメリットがあるんですよ。1つが企業名などのマスターデータ。個別の企業が用意してメンテナンスするのは無駄なので、共有した方がいい。クラウドなら簡単にできます。企業間の取引処理も昔からVAN(付加価値ネットワーク)やEDI(電子データ交換)などに取り組んできましたが、うまくいきませんでした。クラウド上でAPI連携させれば、やれるはずです。

─そうなると単にエンタープライズアプリケーションをクラウドに移行するといった話ではないですね。事業者がエンタープライズアプリケーションを提供するASPや、1つのアプリケーションを複数の企業が使用するSaaSとも異なります。これまでにないエンタープライズアプリケーションのモデルに思えます。

牧野 その通りです。ですから私は、この新製品をERPパッケージとは言っていません。ERPではなく、ERPを包含したまったく新しいエンタープライズアプリケーションです。まだ適切な表現はないんですが、「エンタープライズアプリケーションのGoogleを作る」ということで今、うちのエンジニアは非常に盛り上がっています。

まず英語版を開発し、次に日本語版
最初から海外展開を視野に入れる

─となると海外展開も視野に?

牧野 もちろんです。ですから、新製品ではまず英語版を開発しています。日本はERPでは後進国であり、海外製品を日本企業が使うことはあっても、海外企業に日本の製品に提供することこれまでありませんでした。ですから、新製品は英語版から開発することで、海外で使ってもらいたいと考えています。各国で求められる業務機能についても、我々はプロですから。

─それにしても日本企業であるワークスアプリケーションズが、これだけ革新的なことにチャレンジしているのは素晴らしいです。実は、今日は「COMPANY」のモバイル対応や他のベンダーが力を入れているインメモリー技術についてお聞きする予定でしたが、予想外の展開でした。

牧野 インメモリー技術は大事ですが、Googleのレスポンスの確保策を見ると、バッチ処理をうまくやっているんです。これに習って財務の締め処理を高速にするなら、毎日少しずつやっておけばいい。ほかのERPベンダーは皆、Googleのやっていることを見ているはずですけど、自分たちとは関係ないと思っているのかも知れません。あるいは既存ビジネスとのカニバリゼーションが起きることを嫌っているのでしょうね。

 我々はそうではなくて、エンタープライズレベルのセキュリティを実現しながら、経営者や分析者だけでなく、現場の利用者が快適で面白いと思えるエンタープライズアプリケーションを創造します。特に日本は現場の人のスキルが高いですから。付け加えて言えば、Googleなど消費者向けサービスの企業がやっていることを、我々ならもっと上手くできると思っています。彼らが扱うのは種々雑多な情報。それに対して、我々はエンタープライズの世界の中の限られた情報を扱えばいいからです。そして、我々はエンタープライズの業務を圧倒的に知り尽くしています。この新製品はそんな我々にしか提供できない、我々だからこそ提供できる、エンタープライズアプリケーションの進化の一歩なのです。10月7日をぜひ期待していて下さい。

─期待します。長時間、有り難うございました。


(※1)リレーショナル・データベース(RDB)
データをテーブルといわれる表形式の構造で管理するデータベースのこと。

(※2)分散キーバリュー・ストア(KVS)
「キー」と「値」のペアからなる、シンプルなデータモデルに基づくデータストアのこと。


COMPANY Forum 2014 開催概要

ハイユーザビリティーエンタープライズの幕開け

ワークスアプリケーションズは、10月7日・8日の2日間、「COMPANY Forum 2014」を開催します。

◆詳細・お申込み◆ http://cf2014.jp/
 

【日時】2014年10月7日(火)・8日(水)
【会場】六本木ヒルズ(グランド ハイアット 東京/六本木アカデミーヒルズ49)
【問い合わせ先】COMPANY Forum 2014 事務局
TEL:03-4434-8821(受付時間 平日10:00~12:00、13:00~18:00)
E-mail:info@cf2014.jp

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