ソフトバンクは2016年12月12日、法人を対象にしたビデオ会議クラウドサービスである「PrimeMeeting」の受け付けを開始した。サービスの提供は2017年1月に開始する予定だ。
「PrimeMeeting」は、ビデオ会議およびWeb会議の機能を統合し、ビデオ専用端末・PC・タブレット・スマートフォンなど、状況に応じて適切な端末を用いてスムーズにコミュニケーションできる環境を提供するサービスである。米Polycom(現社名:Poly)が提供するコラボレーションインフラストラクチャーソフトウェア「Polycom RealPresence Clarit」と、ソフトバンクが提供するクラウドサービス「ホワイトクラウド ASPIRE」をサービス基盤として採用しており、社内外を問わず安定性のある高品質なサービスの利用が可能だ。
Microsoftが提供する「Skype for Business Online」との相互接続により、それぞれの利用者間をシームレスに接続できる。Skype for Business OnlineのIDを所有していればPrimeMeetingの会議に簡単に参加できる。
クラウドサービスなので、自社で専用システムを構築するより安価に導入可能だ。また、アプリケーションをダウンロードすることで事前予約などは不要で、自由に会議に参加できる。
日本語と英語のヘルプデスクを24時間365日提供し、システム担当者の運用負荷を軽減する。冗長化されたシステム構成により安定したサービスを継続的に提供する。
メニューには、最大同時接続数や録画機能の有無、VPN経由での接続(ソフトバンクが提供するVPNサービスの契約が別途必要)の有無による各プランを用意している。
PrimeMeetingの価格は、初期費用が5000円(税別、以下同様)になる。月額費用は最大5同時接続の「ルーム5」の場合で1万1800円など。