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日立、USBメモリーの不正使用を防止する周辺機器を発表

2017年10月25日(水)IT Leaders編集部

日立製作所は2017年10月24日、USBメモリーの不正使用を防止する製品群「NX UsbMonitor」を発表した。第1弾として、中核となるハードウェア「USB接続管理装置」を提供する。2017年12月25日から出荷する。価格は個別見積もり。

 日立製作所の「NX UsbMonitor」のUSB接続管理装置は、制御システム内にある制御装置や端末などのUSBポートに取り付けるだけで、当該装置や端末のUSB接続を管理できる装置である(写真1)。

写真1:NX UsbMonitorのUSB接続管理装置の外観写真1:NX UsbMonitorのUSB接続管理装置の外観
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 USBメモリーの不正使用によるウイルス感染や、それにともなうシステム障害、情報漏洩のリスクを抑えることが可能になる。

 具体的には、装置端末に取り付けた本製品に、あらかじめ登録されていないUSBメモリーが差し込まれると、本製品が使用不可を判断し、接続を遮断する。

 新たなソフトウェアを導入せずに使えるので、既存システムへの影響や開発・検証コストを抑えながら、USBメモリーの適切な使用を促すことが可能になる。

 OSに依存しないため、制御システム向けの専用OSや、専用ソフトウェアが対応していない古いOSを使用するシステムにおいても有効である。導入後のシステムへの影響調査や稼働検証を行う必要がない。

 また、USBメモリーの接続ログを蓄積して可視化する機能を備えているので、インシデントが発生した際に状況を調査することができる。

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日立製作所 / 周辺機器 / 情報漏洩対策 / USB

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