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NTTテクノクロス、操作を間違えやすいWeb画面に「ふせん」で注意喚起できるソフト

2018年6月7日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTテクノクロスは2018年6月7日、操作を間違えやすいアプリケーション画面に「ふせん」で注意喚起を表示できるソフト「BizFront/アノテーション」の上位版「BizFront/アノテーションPro」を発表した。2018年6月12日から販売する。RPA(ロボットによる業務自動化)では自動化できない、人の判断を必要とする非定型業務を効率化できる。

 Webアプリケーションの画面に「ふせん」を重ねて表示できるソフトである。Webアプリケーションには変更は不要で、Web画面を取得して何が書かれているかを判断した上で、必要に応じてアプリケーション操作を助ける注意メッセージを「ふせん」の形でユーザーのWebブラウザ画面にオーバーレイ表示する。

図1●BizFront/アノテーションProの概要(出所:NTTテクノクロス)図1:BizFront/アノテーションProの概要(出典:NTTテクノクロス)
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 今回の上位版では、入力データが正しいかどうかをチェックする誤入力防止機能を追加した。元々のWebアプリケーションに入力チェック機能がない場合でも、入力データが誤っているときに注意メッセージを表示できる。

 上位版ではさらに、利用者の属性に応じて「ふせん」に書く注意メッセージを切り替えられるようにした。利用者みずから属性を選択することで、必要な注意メッセージだけを表示できる。例えば、初心者向けのメッセージや、業務内容に応じた注意メッセージなどを定義できる。

 製品提供の背景について同社は、コールセンターでの契約情報登録や発注業務のような複雑なノウハウが必要で、手順の途中で人の判断が必要となる「非定型業務」は、RPAソフトウェアによる全自動化が難しいことを挙げている。これに対してBizFront/アノテーション Proは、データ入力作業のミスを注意メッセージで支援する。

 価格(税別)は、年額82万円(編集ライセンス3端末分と、表示ライセンス100端末分)。オプションで、アノテーションルールの作成支援サービスが1件あたり50万円から。導入コンサルティング、操作レクチャー、訪問サポートは、1回あたり10万円から。稼働環境となるWebブラウザとして、Internet Explorerが必要。

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