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[新製品・サービス]

キヤノンITS、バーコードで正規品を判定するサービスを強化、判定結果に情報を追加して発信

2019年1月25日(金)IT Leaders編集部

キヤノンITソリューションズは2019年1月24日、購入した商品が正規品かどうかを判定できるクラウドサービス「C2V Connected」を新バージョン「V1.2」に刷新した。2019年2月12日から販売する。ブランドの信頼性を高める新機能として、企業と消費者の間でコミュニケーションがとれる機能を追加した。

 C2V Connectedは、スマートフォンを使って簡単に正規品の判定が行えるサービスである(図1)。2016年のサービス開始から現在まで、特に化粧品、美容・健康用品などを中心に、幅広い業種の多様な製品で利用できる。今回のV1.2では、SNSを通じて、製品の品質やトレーサビリティに関する情報を発信できるようにした。

図1:C2V Connectedの採用事例の1つ。製品にプリントしてある2次元バーコードをスマートフォンに読み取れば正規品かどうかを判定できる(出典:キヤノンITソリューションズ)図1:C2V Connectedの採用事例の1つ。製品にプリントしてある2次元バーコードをスマートフォンに読み取れば正規品かどうかを判定できる(出典:キヤノンITソリューションズ)
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 C2V Connectedでは、ブランドごとにアプリケーションをインストールすることなく、WeChatなどのSNS上にある企業アカウントを使って、正規品かどうかを判定できる。

 新版では、製品の詳細情報を、判定結果とともに表示できるようにした。例えば、個々の製品の製造日時、製造工場、出荷日時、販売店情報、製品の成分・原料、賞味期限といった、消費者に知らせたい拡張情報を、判定結果とともに表示できる。

 2種のコードのダブルチェックによって、セキュリティも強化した。ConnectedTagによる認証では、スマートフォンでConnectedTagを読みこむことで、2次元バーコードやNFCに含まれるユニークIDを照合する。導入企業が指定するナンバーによる認証では、認証用コード、生産ロット番号、シリアルナンバーなどをスマートフォン画面に入力することで、ID照合を行う。

 価格(税別)は、ConnectedTagの場合、2次元バーコードタイプが1枚あたり5円からで、RFIDタイプが1枚あたり50円から。

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