ラクローは2019年8月29日、正確な労働時間を把握することに注力したクラウド型の勤怠管理サービス「ラクロー」の正式版サービスを開始した。カレンダーの予定やメールなどの業務ログから業務の実態を推定できる。同日、人事労務freeeおよびSlackとの連携機能の提供も開始した。価格(税別)は、1ユーザーあたり月額300円。最低利用料金は月額3000円。
ラクローは、日々の打刻を必要としない「打刻レス」型の勤怠管理サービスである(図1)。実態と乖離しやすい打刻や時刻入力を、PCログなどの客観的な記録に置き換える。勤怠管理を効率的するとともに、より正確な勤怠管理を実現する。働き過ぎの状態を監視・把握してアラートを通知する機能も備える(関連記事:サービス残業を把握できるサービス、業務ログを活用、ソニックガーデンがβ版)。
図1:打刻レス勤怠管理のメリット(出典:ラクロー)拡大画像表示
勤怠管理の最初のステップとして、PCログなどの客観的な記録を収集して、労働時間を自動で算出する。この上で、社員や管理者は、ラクローが自動算出した労働時間や可視化したログを確認する。実態と異なる場合はコメントを付けて修正できる。
労働時間を算出するソースとして、PCログ(Windows、Mac)、メール送信ログ、予定表日時(G Suite、Office 365)、チャット投稿ログ(Slack)、給与管理サービス連携(人事労務freee)、CSV(カンマ区切り形式)データ、を利用できる。
今後追加する機能の予定は、以下の通り。まず、連携できるサービスを増やす。さらに、シフト管理、多段階承認フロー、工数管理、などの機能を追加する。
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