カスペルスキーは2019年9月11日、説明会を開き、国内のビジネス状況を説明した。2019年上半期の業績は、前年同期比で大企業向けが48%増と大きく伸びた。内訳としては、トレーニング(155%増)や情報提供サービス(137%増)などの非エンドポイントの売上が目立った。
カスペルスキーは、法人向け事業に注力している。2019年上半期の業績は、前年同期比で25%増となった。企業規模で見ると、中小企業向けが4.2%増、大企業向けが48%増となった。中小企業向けも伸びているが、大企業向けがより大きく伸びている(図1)。
図1:カスペルスキーの法人向けビジネスにおける2019年上半期の業績(出典:カスペルスキー)拡大画像表示
大企業向けの売上構成は、エンドポイント上で動作するセキュリティソフトウェアが31%増で、脅威対策のトレーニングや脅威情報(インテリジェンス)の提供といった非エンドポイント領域が101%増となった。非エンドポイント領域は倍増しており、大きく伸びている。
なお、カスペルスキーは直販はせず、すべて販売代理店を経由して製品を提供している。このため、パートナーエコシステムの構築とパートナーの支援に注力している。こうした経緯から同日、販売代理店向けの新たなパートナープログラム「Kaspersky United」を発表した。
新パートナープログラムのKaspersky Unitedは、販売代理店から製品を購入するユーザー企業にとってもインパクトがある(図1)。例えば、時間をかけて複数の拠点に大量のライセンスを導入するケースなど、特定の事情を持つユーザーに対する製品展開を支援するプログラムを用意している。導入スケジュールに合わせて分割購入したり、導入期間を通して同一価格で購入したりできる。
図2:新パートナープログラム「Kaspersky United」の基本プログラムの一例(出典:カスペルスキー)拡大画像表示
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